那覇市内のゆいレール安里駅近くにある「ブックスおおみね」は、子どものころよく通った「町の本屋さん」そのものだ。 歩道に面して週刊誌が並び、店内にはたくさんのコミックや単行本、文庫本。鉛筆やノートなど文房具の一角もある。ただ、大きな違いが一つだけあって、24時間いつ行っても店は開いている。 町の本屋さんが苦境に立たされているのは、沖縄も例外ではない。30万人都市の那覇市ですら、電話帳で探して他に1軒あるぐらいだ。 「昔はこのあたりもいっぱい本屋があったんですけどねえ」。深夜、店番の大嶺輝浩さん(43)は言った。店はオープン34年。古くからの飲み屋街の外れにあり、客の要望で25年ほど前から24時間営業にしたのだという。 父浩邦さん(65)、母明美さ… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
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