ソニーと東京大学は1000分の1秒単位で撮影しながら画像処理する高速撮像演算チップを開発した。1秒当たりの演算回数は1400億回。撮像素子と演算素子を積層して1枚のチップにした。画像処理用の計算機が不要で、携帯端末や移動体に搭載できる。自動運転では高速認識、飛行ロボット(ドローン)では衝突回避や高速追従などに応用が可能。移動中の安全性を向上させる高速視覚処理が飛躍的に高まる。 米サンフランシスコで開かれている国際固体素子回路会議(ISSCC)で7日に発表する。東大の石川正俊教授らの高速画像処理技術を、ソニーがワンチップ化した。 撮像部は127万画素で、演算部の最大動作周波数は108メガヘルツ(メガは100万)。例えば撮影した画像の中から対向車などの認識したい対象を切り出し、対象の動きや変形に応じて信号を出すまでを、1枚のチップで完結できる。毎秒500枚の場合は127万画素の画像で、同100
何もない空間に突如として映像が浮かび上がり、目の前の人が手を触れるとインタラクティブに反応する……。2054年の未来を描いたトム・クルーズ主演映画『マイノリティ・リポート』で登場するワンシーンを思い出す。そんなSF映画の中でしか見られなかったことが、今や現実のものになりつつある。 写真や映像の表現を専門にするアスカネットが開発した「エアリアルイメージングプレート(AIプレート)」は、これまでにない方法で空中に映像を結像させることに成功した。この近未来的な新技術は広告やプロモーションのあり方を変える可能性を持っている。そこで、アスカネットの代表取締役社長兼CEOの福田幸雄氏に詳しく話を伺った。 SF映画の世界が実現された —“もう一つのAI”として開発された「エアリアルイメージングプレート(AIプレート)」は、何もない空中に映像を映し出すことができる新技術と伺っています。近未来的のSF映画を
NECは、NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」(注1)の1つとして、街中や店舗などの既存のカメラで、離れた場所からでも人の視線の方向をリアルタイムに検知できる「遠隔視線推定技術」を開発しました。 従来、視線の検知は、赤外線ライトとカメラが一体となった専用装置を用いて、近距離から赤外線ライトを目にあてその反射の方向により検知を行っていました。 本技術は、世界No.1のNECの顔認証技術(注2)の中核となる顔特徴点検出技術(注3)を用いて、視線検知に必要な目頭や目尻、瞳など目の周囲の特徴点を正確に特定することで、通常のカメラのみで上下左右5度以内の誤差となる高精度な視線方向の検知を実現したものです。 また、低解像度や明るさの変化への対応強化により、カメラと対象者が10m離れた位置からでも視線検知を可能としました。さらに、高速に計算可能な特徴量抽出技術により、これまでは困難だった
複雑なラフスケッチを、まるで手でペン入れしたかのような線画に自動で変換してくれる新技術が早稲田大学の研究室によって発表されました。 シモセラ・エドガー ラフスケッチの自動線画化 http://hi.cs.waseda.ac.jp/~esimo/ja/research/sketch/ 早稲田大学のシモセラ・エドガー研究院助教らが開発したのは、鉛筆で描いたラフ画を一発で自動的に線画にしてくれる技術。例えば以下の画像でいうと、左側がラフ画スケッチ、右側がニューラルネットワークモデルで線画化したものです。 着物の女の子や…… お祭りっぽい雰囲気の女の子。 かなり線が重なっているように見えるお面のスケッチもこの通り。 複雑なスケッチでもかなりの精度で線画化しているのがわかります。 これまで、スキャンした鉛筆画など複雑なラフスケッチの線画化は非常に困難でした。しかし、新しい手法では3種類の畳込み層から
防犯カメラに映った不審な車。でも画像が粗くてナンバープレートが読めない――。そんな捜査員の悩みを解決するソフトが開発され、全国の警察で導入が進んでいる。作ったのは一人の警察職員。画像を鮮明にするのではなく、照合する側の数字をぼかす逆転の発想が生かされた。 英語名を略して「PRESLLI(プレスリー)」と名付けられた低解像度ナンバー推定プログラムは2011年、大分県警が開発、導入した。同県警が12~13年にプレスリーで解析した52の事件では、27件で正しい容疑車両のナンバーを「可能性が高い」とリストアップし、容疑者検挙に結びついた。 仕組みはこうだ。防犯カメラ画像の暗さや粗さ、角度に応じて、ナンバープレートに使われている1~9の書体をぼかす加工(疑似劣化)を施す。ぼかした「・・・1」から「9999」までのすべてのパターンと画像を自動照合し、似ている順に上位30パターンをはじき出す。完全な特定
ミシガン大学の研究者たちは、今日のコンピュータよりも1000倍速くかつ1000分の1のパワーで画像や動画を正確に処理可能なコンピュータの回路を作成する「Sparse Adaptive Local Learning for Sensing and Analytics」というプロジェクトを行っています。国防高等研究計画局(DARPA)から570万ドル(約5億7000万円)の資金援助を受けることが可能な程に評価されているこのプロジェクトの目指すコンピュータとは一体どのようなものなのでしょうか。 Wei Lu - Image processing 1,000 times faster http://www.eecs.umich.edu/eecs/about/articles/2013/Lu-image-processing-1000-times-faster.html 「現代、大量の画像や動画が世
「ピントは後から合わせればいい」 米企業が開発しているデジカメが凄すぎると話題に Tweet 1:やるっきゃ騎士φ ★:2011/06/24(金) 11:12:32.60 ID:??? ソースは http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1106/23/news099.html ピントは写真を撮った後で合わせればいい── 米Lytroは6月22日(現地時間)、画期的なデジタルカメラを開発しており、 年内に発売する予定だと発表した。 画角内の全ての光線を記録し、後からピントを修正したり、写真内の好みの 被写体にピントを合わせるといったことが可能になるという。 同社サイトでデモ画像を公開している。 http://www.lytro.com/picture_gallery -以上です- Lytro http://www.lytro.com/ 6:名刺は切らして
1日~3日まで開催された「Embedded Technology 2010」にて、東杜シーテックが展示した、人の顔の3D復元技術のデモ動画が、YouTubeに掲載されている。 同社による顔の3D復元技術は、二つのステレオカメラで撮影された映像を用いている。一つのカメラでも映像の3D化は可能であるものの、顔を正面から撮ってしまうと、映らない顔の側面を復元することができないからだという。 同技術では、画像処理技術の一つである位相限定相関法(POC)に基づく、マッチング手法により3D復元を行っている。CPUの代わりにGPGPUを用いることで、映像のマッチング処理を高速に行い、リアルタイムに表情の変化を3次元化することが可能となっている。
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