趣味コードをRails 4.2から5.0に上げたら、production環境だけconfig.autoload_pathsが効かないという現象に遭遇したので、対策をメモっておきます。 Rails Guideによると、config.eager_loadとconfig.cache_classesがtrueだとconfig.enable_dependency_loadingがfalseになり、autoloadingが無効化されるようです。development環境ではこの2つをfalseにしている事が多いでしょうし、production環境ではtrueにしていることが多いと思うので、この問題に遭遇する人は多いのではないでしょうか。 Configuring Rails Applications http://guides.rubyonrails.org/configuring.html では、co
仕事でeslintとJSCSを使っているのですが、gulpで回しているだけだとlintエラーに素早く対処しにくいので、IDEでも設定してみることにしました。(私が主に使っているのはRubyMineです。) !!!インストール {{{code // JSCSとeslintのインストール npm install jscs -g npm install eslint -g // babelパーサとreact向けプラグインのインストール npm install babel-eslint -g npm install eslint-plugin-react -g }}} !!!IDEの設定 以下のページを参考に設定を行いました。.eslintrcや.jscsrcを見に行くようにしているので、gulpでビルドするときにかかるチェックと同じものがかかります。 -[link https://www.jet
Rails 4.2.0がでていたので、このブログをアップグレードしてみました。 Riding Rails: Rails 4.2: Active Job, Asynchronous Mails, Adequate Record, Web Console, Foreign Keys http://weblog.rubyonrails.org/2014/12/19/Rails-4-2-final/ (1) GemfileのRailsのバージョンを4.2.0にする 4.2に限った話ではありませんが、一度新規アプリを生成してGemfileを見比べたほうがいいでしょう。 例えば4.2ではWeb Consoleのような新機能が追加されていますが、この機能を使うにはGemfileに該当するgemを追記する必要があります。 (2) 以下のコマンドを実施。 {{{code bundle update rake
手元の開発環境でrroonga gemをインストールしようとしたら、ライブラリ(もしくはヘッダ)が足りないと怒られてコンパイルに失敗してしまいました。 {{{code gem install rroonga }}} そこで、以下の記事を参考にライブラリとヘッダをインストールしてから再度インストールを試したところうまく行ったので、備忘録としてメモっておきます。 -[link http://groonga.org/ja/docs/install/centos.html 2.5. CentOS Groonga v4.0.4ドキュメント] {{{code rpm -ivh http://packages.groonga.org/centos/groonga-release-1.1.0-1.noarch.rpm yum makecache yum install groonga-libs groon
twitterを眺めていたら以下の様なtumblrが流れてきました。 [b http://reitan.tumblr.com/post/86853243927 スカイリムの「膝に矢を受けてしまってな….」っていうアレ、現実のノルディックの言葉のようで、意味は「結婚した」を意味するらしい。だから衛兵は、本当に膝に矢を受けたのではなく、所帯を持ったから冒険者をやめて衛兵になったってことになるな。知らんかったわ…..] 最初は「へー、北欧のスラングなのか」くらいの感想だったのですが、少し引っかかるものを覚えたのでボチボチとググってみました。 以下の英語の記事を読むと、最初の回答にそのようなことが書かれているのですが、「ソースは?」「オレ、ノルドだけどそんなそんな言い回し使ったことないけど」的な反論が出ていて、ソースがあるものではないようです。 What does the term "I took
Rails 4.1.0が出ていたので、このブログをアップグレードしてみました。 例によって、作業ログを残しておきます。 Riding Rails: Rails 4.1.0: Spring, Variants, Enums, Mailer previews, secrets.yml http://weblog.rubyonrails.org/2014/4/8/Rails-4-1/ (1) GemfileのRailsのバージョンを4.1.0にする (2) 以下のコマンドを実施。 {{{code bundle update rake rails:update }}} -config/routes.rbはスキップ -config/application.rbは特に変化が無かったのでスキップ --(備忘録:4.0.2から4.0.4にアップグレードした時は少し変化があったので修正した記憶があります)
Rails 4.0.2が出ていたので、セキュリティフィックスが含まれているということもあって、動かしているウェブアプリ(このブログ)を4.0.2にアップグレードしました。その際の作業ログをメモっておきます。 Rails 3.2.16 and 4.0.2 have been released! http://weblog.rubyonrails.org/2013/12/3/Rails_3_2_16_and_4_0_2_have_been_released/ (1) GemfileのRailsのバージョンを4.0.2にする (2) 以下のコマンドを実施。 {{{code bundle update rake rails:update }}} 以下、rake rails:updateの作業ログです。 -routes.rbはスキップ -application.rbは特に変化が無かったのでスキップ
RailsのCookieStoreの脆弱性についていくつか報告記事が出ていたので、内容を検討してみました。 Ruby on Railsにcookie保存関連の脆弱性、2000サイトで放置状態 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1311/27/news041.html Rails SessionにCookieStore使った時の問題点 http://oauth.jp/blog/2013/09/26/rails-session-cookie/ 読み合わせていくと、以下のような問題があるようです。 -Cookieの情報が抜かれることによって、セッションをハイジャックされる可能性がある --Rails 2系にはXSS脆弱性からCookieの情報が抜かれる可能性がある --Rails 3/4系でもCookieが盗聴される場合は危険 -セッション
昨日(10/31)、spice lifeの二人の邦明さん(@igaiga555さん、@HolyGrailさん)が主催する勉強会kuniaki.rbに行ってきました。会場は株式会社スマートニュースさん。 まずは、主催のダブル邦明さん、勉強会の運営お疲れさま&ありがとうございました。 また、会場及び飲み物提供の株式会社スマートニュースさん、懇親会の食べ物提供の株式会社spice lifeさん、ありがとうございました。 大変楽しい会でした。会の様子に関しては写真も撮っていたので、後程どなたかがレポートされるかと思います。 私の方はというと、LT枠をいただけたので、以下のお題で発表させていただきました。 mrubyでゲームを書いてみた http://www.slideshare.net/yousukekuroda/akasata-20131031 久々のLTだったので、デモの真っ最中に銅鑼を喰らう
Wheneverを使ってRubyでcronを設定したときのメモを残しておきます。 春ごろにも仕事で使ったので、備忘録として残しておこうと思ったら忘れてしまって、今頃になってまたcronの設定を仕事でやったので、今度こそはと思い、メモっておきます。 Railsプロジェクトなのでそれを前提に記事を書いています。 Wheneverとは? Wheneverは、とかく忘れがちなcronの設定をrubyの構文でわかりやすく記述することができます。 いい加減なプロジェクトだと、本番サーバに何となくcronを設定しただけになって、どこを見ればどういうバッチ処理が走っているのか把握しにくいというような場面によく遭遇しました。 Wheneverはただ単にわかりやすいというだけではなく、設定ファイルをバージョン管理システムに登録しておくことで後から読み返すことが容易になり、設定を忘れてしまった場合にも安心です。
Rails 4.0.0が出ていたので、3.2.12で動かしているウェブアプリ(このブログ)を4.0.0にアップグレードしてみることにしました。 Rails 4.0: Final version released! http://weblog.rubyonrails.org/2013/6/25/Rails-4-0-final/ (1) GemfileのRailsのバージョンを4.0.0にする coffee-rails、sass-railsも4.0.0にしました。 古いrailtiesに依存していてbundle updateが動かないことがあるためです。 (2) 以下のコマンドを実施。 以下、rake rails:updateの作業ログです。 boot.rbは上書き routes.rbはスキップ application.rb上書き(このアプリに関してはtime_zoneを指定していただけだった
去年末くらいから取り組んでいたのですが、結構いい感じに出来上がったので告知させてください。 スマートフォンのブラウザ上でTシャツをデザインして注文できるウェブサービス「tmix」を開発しました。 サーバーサイドが私でエディタ部分は@dycoonが実装しました。 オリジナルTシャツをWEBでデザイン制作してプリントできる tmix 運営・企画・デザイン:株式会社spice life 開発:株式会社Rmake iOS5.1以降、Android 2.3.3以降対応 スマフォ版Tシャツデザインエディタ ■ 経緯 元々tmixは、2009年に始まったPCブラウザ上でTシャツをデザインして注文できるサービス(flash)でした。 このサービスによって、ブラウザ一つで多くの人が手軽にTシャツを作って楽しめるようになりました。 しかし、時代は変わりスマートフォンからのアクセスが4割を占めるようになり、tm
仕事でImageMagickで画像処理をしていたのですが、中間ファイルをいろいろ作る必要があったので、ファイルの掃除も考慮してくれるTempfileを組み合わせて使ってみました。 テスト環境 Ruby 1.9.3 RMagick 2.13.1 ImageMagick 6.7.9-10 Railsを使っているとアップロードされたファイルはTempfileとして扱われる サイズによってはStringIOとして扱われていた時代もあった気がしますが・・・昔の話のはず 画像処理で中間ファイルを作る場合、ごみを残さないTempfileは便利 require 'RMagick' require 'tempfile' # アップロードされたファイル uploaded_file = params[:file] # TempfileからImageを作成する # from_blobはArrayを返すので、shi
このブログにAmazonのリンクを貼りたくなったので、ASINを入力するとAmazonから書籍のサムネイルや著者情報などを抜き出す機能を実装するために、Amazon Product Advertising APIを使ってみることにしました。 ■ インストール gemなので、コマンド一発です。 require 'amazon/ecs' Amazon::Ecs.options = { :associate_tag => '[your associate tag]', :AWS_access_key_id => '[your developer token]', :AWS_secret_key => '[your secret access key]' } # API呼び出し res = Amazon::Ecs.item_lookup("4088767624", :response_group
複数のアプリから参照するライブラリを書きたくなったので、勉強がてらgemを作ってみることにしました。gemテンプレートを生成して、処理を記述して、rspecでテストを書くところまでを書いています。 ■ テンプレートの生成とgemspecの記述 以下でテンプレートの生成ができます。 bundle gem hello-akasata hello-akasata.gemspecの内容です。TODOと書いてあるところを書き換えましょう。 # -*- encoding: utf-8 -*- require File.expand_path('../lib/hello-akasata/version', __FILE__) Gem::Specification.new do |gem| gem.authors = ["akasata"] gem.email = ["*@*.*"] gem.descri
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