「新しい抹茶の飲み方です!」「冷やして飲む抹茶のおいしさを試してみませんか?」。数名のスタッフがシェーカーを振りながら、道を行く人に声をかける。足を止め、小さな紙コップに入ったドリンクを飲んだ客は、興味深げに話を聞き、一部は店の中に入っていく……。 これは4月9日、東京・上野にある「茶の君野園」店頭で行われた、「シャカシャカ抹茶!」(参照記事)の先行キャンペーンの風景だ。日本茶インストラクターの井上香織さんが振っているのはシェーカーではなく、実はステンレス製の保冷水とう(以下、ボトル)。中身は抹茶とお湯、そしてキューブの氷。マグボトルを振ることで、冷たい抹茶をたてていたのである。 抹茶といえば、茶道のお点前にのっとってしずしずと飲むものというイメージが強い。茶道を習ったことがない人でも、茶わんの中で茶せんを振って泡立てる、抹茶のたて方はご存じだろう。お茶の葉を急須に入れて飲む煎茶に比べると
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