世界と日本のMANGAのいまをレポートする連載企画『~なるほどTHE MANGA WORLD ~』。その第4回は、日本のマンガ評論の第一人者、夏目房之介さんにご登場いただきました。 夏目さんが2001年に執筆した『マンガ 世界 戦略~カモネギ化するかマンガ産業~』の出版後6年経った今、世界各国のマンガ事情がどう変化しているかについてインタビューしました。 約2時間、現在の世界市場について大いに語っていただいたロングインタビューとなったため、日本およびフランス、アメリカ、ドイツ、東アジア(韓国中心)など各国マンガ事情に分けてレポートします。 マンガ評論家夏目房之介氏に聞く、2007年度版『マンガ世界戦略』『ゲゲゲ 世界戦略』 プロフィール 夏目房之介 1950年8月、東京に生まれる。獅子座A型。青山学院大学文学部史学科卒業。マンガ家、イラストレーターとしてのみならず、評論、エッセイ、講演、テ
映画、テレビドラマ、アニメーション、アニメーション映画などの「劇が存在する映像作品」で流れる背景音楽、いわゆる「劇伴」には、様々な役割がある。 前回はそのなかでも“繰り返し”の多さについて言及したが(参考:【映画やドラマで流れる「劇伴」はなぜ“繰り返し”が多い?『タイタニック』などのヒット作から解説】)、今回は“映像作品の視聴者に感情移入をさせる役割”という基本的なことについて深堀りしたい。 “映像作品の視聴者に感情移入をさせる役割”とは、恋愛映画を見た女性が、少し浮足立った気分で出てきたり、家族についての映画を見た人が目を潤ませたり、任侠映画を見た男性が、肩で風を切ってでてくるなど、行動になって現れるくらいの感情移入を補佐することにある。 感情移入を狙った劇伴としては、「悲しい」「楽しい」などの日常のシーンで比較的起こりやすい感情を劇伴で表現する場合や、「驚愕」「恐怖」などのある種特別な
お正月に久しぶりに実家に一泊してきた。 テレビを見ながら「この子は歳のわりには老けてるわね」とか「この人の子供障害あるんでしょ?」とかどうでもいいdisを延々と続ける両親たち。 初詣に行くにも、混雑している道のど真ん中で何度も何度も急に立ち止まって談笑し始める両親たち。 杖をついて歩いている他人のおじいさんを指差して笑いながら「私もあと数年後にはあーなっちゃうわぁ」とケラケラ笑う母親。 「今の人見た!?歳いってるのに凄い若作りな格好!!」と本人に聞こえるような大声で笑う父親。 どこに行くにも、何をするにも他人を下げることから始まるコミュニケーション。 育ててくれた両親には感謝はしている。 しかし、この人達が仮に学校の同級生であったならば はっきり言って仲良くしたくない。距離を置きたい。 血のつながった家族といえど、性格がまるであわない。 私の両親は昔からこんな人達だっただろうか。 もっとま
郷田マモラ原作、吉田浩作画による新連載「この小さな手」が、WEB雑誌「マンガ on ウェブ」第4号(1/1より国内電子書籍ストア約50ヶ所で発売中)から始まった。2013年、郷田氏は知人女性への暴行などの罪で逮捕、起訴され、懲役3年執行猶予3年の判決を受けた。事件をきっかけに連載中だった「あしゅらみち -冤罪-」(双葉社・漫画アクション)は連載終了。進行中だった映像化などの企画も全てストップし、郷田氏は表現の表舞台から消えた。 今回連載開始となる「この小さな手」は、実は2013年の事件と深いつながりがある。事件後、完全新ネタによる新連載は今作が初。作品に対する思いや事件と作品の関係を語ってもらった。(取材/文 佐藤秀峰) 佐藤秀峰(以下佐藤):さて、新連載「この小さな手」がいよいよ始まりました。今回のインタビューでは作品についてお話を伺いたいと思っておりますが、その前に郷田さんの漫画家デビ
山本貴嗣 @atsuji_yamamoto 勤め人をやめてマンガ家目指すって人は何度か人生で見てきた(漫研の後輩にも)けど、自分の経験では、明日の収入の当てが無い、明日路頭に迷うかもしれない、というストレスは他のほとんどのストレスにまさり、それのない人生がどれほど恵まれているかはよく考えてからにした方がいいと思います。 2016-01-02 10:39:36 山本貴嗣 @atsuji_yamamoto 続き)もっともこれは家族とか家族のような動物とかいった守らなければいけない責任ある何か、があるのと、ないのとでは大違いで、「いざとなったら一人のたれ死ぬからいい」ってハラくくってる場合はまた違うとは思いますw 2016-01-02 10:41:03
AKB48カフェの「餃子ライス」が高すぎると話題に 餃子とライスだけで1050円 1 名前: 不知火(やわらか銀行)@\(^o^)/:2016/01/02(土) 23:09:33.97 ID:opK/AFX+0●.net AKB48カフェで食べることができる「餃子プレート」(いわゆる餃子ライス)が、あまりにも高額すぎるらしく、一部のファンが嘆いている。餃子ライスとはどんな料理なのか? 大盛りならば多少高額でも仕方ないと思うが……。 ・餃子とライスだけで1500円 餃子ライスの内容は、餃子6個、ライス小盛り、漬物という構成。それに餃子のタレがついてくる。餃子とライスだけのシンプルな組み合わせに思えるが、これが1050円するのである。確かに餃子とライスだけで1000円以上するのは高い。たとえAKB48関連の料理だとしても高額といえる。ちなみにこの餃子プレートは、メンバーの北川綾巴(きたがわ り
(2013/11/1) よしながふみが描く「女と女」 『大奥』(白泉社)や『きのう何食べた?』(講談社)で知られるよしながふみ。BL畑出身の作家だということもあり、男と女がつがいになり恋愛を経て結婚へと至るといったような、いわゆる「異性愛主義」に対し、懐疑的なまなざしを向け続けているマンガ家です。 女が為政者で、男はその補助者……男女の政治的、性的な立場が逆転した世界を描いた『大奥』などはその好例ですし『きのう何食べた?』に登場するゲイカップルも、単に男と女のカップリングを男と男のカップリングに置き換えたのでもなければ、世間一般のゲイカップルイメージをなぞったのでもない「よしながイズム」によって、人々の耳目を集める作品に仕上がっています。 わたし個人のことで恐縮ですが、よしながふみがこれらの作品でメジャーになるよりも前に、友人に勧められて『1限めはやる気の民法』(リブレ出版)を読んだ際、「
『新たなる希望』が辺境のタトゥイーンではじまるのは判る。映画の舞台を生まれ故郷から戦いの中心であるデス・スターやヤヴィンに移していくことで、青年ルークの成長を演出したのだ。 『帝国の逆襲』では登場人物の気持ちの揺れを表すように、いろんな星をふらふら巡った。極寒のホス、泥沼のダゴバ、形の定かでないべスピンと、どの星も登場人物の心情と立場を表現する上で効果的に配置されていた。 だから、完結編となる『ジェダイの復讐』では首都惑星コルサントをはじめ帝国の中心部を舞台にして、物語を華々しく締めくくって欲しかった。銀河文明の粋を極めた映像を見せて欲しかった。いつまでも辺境を舞台にしていては帝国に決定的なダメージを与えられないだろうし、物語としても不自然だ。 観客の多くがそう思いながら『ジェダイの復讐』に臨んだはずだ。 ところが、あろうことか舞台は物語の起点である辺境の地タトゥイーンに戻ってしまう。そし
2009年に100周年を迎えたとされる韓国のマンガ。韓国マンガ原作の人気ドラマ「宮~Love in Palace~」や、日本マンガ原作の韓国版「花より男子」などで韓国のマンガをすでにご存知の方も多いでしょうが、韓国は日本とは「似て非なる」マンガの国です。最近では、韓国マンガは「MANHWA(マンファ、漫画の意)」という独自のジャンルとして世界的にも知られてきています。 そんな韓国の「マンファ」の発展には、日本の「マンガ」も大きく関係しています。韓国のマンガの歴史から、「韓国にはどんなマンガがあるの?」「日本のマンガも人気なの?」という素朴な疑問まで、韓国のマンガ事情をシリーズでご紹介しましょう。
前回「ジュエルペット マジカルチェンジ」での狂った回5つチョイスした記事を書いたのですが、これが予想外に好評で「他の女児アニメにもこんな回があるよ」「深夜アニメでも狂った回多いよ」等と多くの意見を頂きまして、ならば僕が独断と偏見で厳選した2015年アニメ全体でのランキングを作ろうと今回の駄文を弄する運びとなりました。 今回の記事での注意事項として、 ・第一に「僕が視聴できた範囲の2015年アニメ」です。残念ながら僕は昨年放送された全てのアニメを視聴はできていません。フォロワーには実際に毎年全てのアニメを視聴されている方が居るのでこれは僕の甘えです。その辺りは許して下さい。ツイッターのリプライ等で怒ってきたりしないで下さい。 ・今回の主旨は「展開が突飛で意外性の強い回」なので、「純粋に話として面白かった回」とは全く違います。その辺の真面目な話は真面目な方がやってくれるので任せます。僕にそのよ
2009年以降、お正月の恒例になっている『新春TV放談』(NHK総合)が今年も2日に放送された。 司会は引き続き千原ジュニアが担当し、パネラーにはテリー伊藤、羽田圭介、ヒャダイン、ヒロミ、YOU、吉田正樹が招かれた。 近年この番組では、元気がないフジテレビについて話題にあがることが多い。 10~60代の男女1000人を対象に番組が行なっった「2015年人気番組ランキング」ベスト10に、ドラマ部門でフジテレビの作品が入ったのは、なんとゼロ。お家芸とも言えるバラエティ番組でもわずか1本にとどまった(ちなみに、バラエティ番組の上位3本を日本テレビが独占した)。 そんな現状に対し、フジテレビでもレギュラー番組を持つヒャダインが言う。 ヒャダイン: まずフジって世間からものすごく嫌われてるじゃないですか? 羽田: ヒャダインさんが認識している世間ってどこにあるんですか? ヒャダイン: あ、ごめんなさ
俺もはてブやってるけど、結局無言ブクマばっかりになってしまってコメント書こうと思えない。 なんでコメント書こうと思えないかって言ったら、俺がここでコメント書いたところで何の意味もないと思ってしまうから。 コメント書いてるやつらのモチベーションってなによ。 はてなスターが換金できるならやる気も出るけど、そうでもないし、わざわざコメント書いて他人を楽しませてやるなんてすげえよ。 無料のコンテンツだもんな、お前ら。すげえよ。 掲示板で書くのはわかるんだ。そういう交流サイトなわけだし。 でもブックマークでわざわざコメント書くのはすごい。 交流を目的とせず、だれが聞いてるかもわからない過疎地で淡々とコメントを書いている。もちろん無料で。 その情熱ってなんなわけ? 何のためにその無意味なコメントを書いてるわけ? 誰かが面白がってくれるかもしれないから? 啓蒙してやろうと思って? 世界を変えようと思って
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