POPなポイントを3行で 「LGBT表現が生まれ、送り出される現場」3回目 『ぼくたちLGBT』著者・トミムラコタへのインタビュー 「この作品をLGBTの啓蒙活動にはしない」の真意 本連載「LGBT表現が生まれ、送り出される現場」では、自身もゲイであるライター・須賀原みちが、LGBTを題材にした作品の制作過程を取材。 作品として描かれたものはもちろん、何が“描かれなかった”のか、そしてエンターテインメントだからこそ“描けたもの“とはなにか? その問いかけを通して、現在のLGBTと社会との関わり方に触れたい。 トミムラコタさんの著作『ぼくたちLGBT』は、自身や周囲の知人らの経験談を綴ったノンフィクションのエッセイ漫画。 “ゆるいエッセイ風漫画が中心”という「ジャンプ」看板としては異色のコンセプトで2016年にオープンした集英社のWeb漫画サイト「ふんわりジャンプ」にて連載されたものだ。 『