文:安達麻里子 写真:あらきっぺさん提供 あらきっぺ(本名:荒木隆/あらき・たかし) 1990年生まれ。2004年、森信雄七段門下で奨励会に6級入会。2016年、奨励会を三段で退会。奨励会退会後もアマチュアとしての活動を続け、第42回朝日アマチュア将棋名人戦全国大会で4位。将棋ブログの運営、将棋教室の講師を務めるなど将棋の普及にも尽力している。 あらきっぺの将棋ブログTwitter 将棋の符号をあまり使わずに言語化 これまでにない将棋の解説書として、将棋を指すファンだけでなく、観戦して楽しむ「観る将(観る将棋ファン)」にも好評という本書。将棋の解説書といえば、「▲2四歩△同歩▲7五歩」などの指し手の符号が連なって、少しハードルが高いイメージがあった。しかし本書は、符号による説明が少なく、将棋の概念や指し手の意味を分かりやすく説明している点が最大の特徴だ。「相対性理論」「即効性理論」「耐久性
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