観る人の心を引きつける、魅力的なステージ。旅行先のテーマパークやイベント、応援しているアーティストのライブ、子供向けのヒーローショーなど、さまざまな場所に“ショー”は存在しています。 演出家・金谷かほり(かなや・かほり)さんの仕事は、その“ショー”を最も魅力的に見せること。そして、見た人すべて、誰ひとり取り残されることなく「見てよかった」と感じられるものとしてつくり上げていくこと。 1983年に開園した東京ディズニーランドのオープニングキャストであり、ダンサーとしてショーの世界へ飛び込んだ金谷さんが、どのようにして演出家の道を歩むようになったのか。そこにはこれまでに出会ったたくさんの人の「声」があったといいます。 出会った人たちの声に導かれるようにして、キャリアを歩んできた金谷さん。そのなかで感じた「よいショーのつくり方」「伝わるモノのつくり方」とは。そして、エンターテインメントに宿る大き