30歳の時に駆け込み婚をしたものの、3年半で離婚してしまった水谷さるころさん。自らの体験を踏まえて、結婚とは何か、自分にとって幸せとは何かをとことん考えた末に事実婚を選択した経緯を、『 結婚さえできればいいと思っていたけど 』で赤裸々に描いていただきました。波乱万丈のアラサー女10年記、心してお楽しみ下さい!
バイリンガルニュースMamiの文字おしゃべり 2021.03.04 公開 ポスト <売るためにジェンダーが使われる> 女の子はピンク、男の子はブルー、のなぞ【再掲】Mami(Podcast「バイリンガルニュース」MC) 最近、ランドセルの色は自由度が増してきましたが、子ども服の色はあいかわらず、女性と男性で一定の傾向があるように見受けられます。しかしこの風習(?)、じつは歴史が浅いって知っていますか? 東京育ちのバイリンガルMamiさんの記事を再掲します。 先月、友人と横浜でランチしました。生後5ヶ月の赤ちゃんも連れてきて会わせてくれて、めちゃくちゃかわいかった! ランチのあとにデパートで赤ちゃん服を買うというので、一緒についていくことに。誰かに出産祝いを買うとき以外、赤ちゃん服売り場に行くことなんてないので、私にとってはかなり新鮮。「えっこのジーンズ1万5000円!?私が今履いてるやつよ
日々、何かと騒々しい世界とも切り離せない「文学×メディア」の未来像。最終回は、カルチャー全般に話を広げ、多くの人を魅了した作品たちがどう伝わり、継承されていくのかという問題へ。いい作品が生まれても、結局、「文化は個人に帰する」で、同時代だけで消費され、そこで終わってしまうのか? それとは違った継承システムを生み出したピクサーの話からスタートです。 (構成:漆原直行 写真:岡村大輔) ■「不死の存在」と「継承」は違う 速水 そういえば、あまり2017年の展望みたいな話をしていませんね(苦笑)。まあ、過去の事例をおさらいしていくことで展望が浮かび上がってくるとは思いますが。 仲俣 未来は、過去の延長線上にあるものですからね。とはいえ、少しは展望的な話をしましょうか。まず文芸に関しては、作家の跡継ぎ不足がわりとシャレにならないことになっている。端的に言って、新人賞システムが機能していない
アルテイシア『ヘルジャパンを女が自由に楽しく生き延びる方法』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 医大の不正入試から、痴漢や「生理の貧困」問題、女性政治家の少なさ等々、女たちが性差別に声を上げる一方で、「男らしさの呪い」から抜けられない男たちのしんどさも。「女は翼を折られ、男はケツを蹴られる」と喝破する著者が、男も女も繊細でいいし傷ついていい、よりよい未来のために声を上げていこう! と元気づける爆笑フェミエッセイ。 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット アルテイシア『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 男尊女卑がはびこる日本で女はとにかく生きづらい。入試や就活で差別され、セクハラパワハラ当たり
小説であれ何であれ、作品が生まれれば、テレビや新聞以上に無視はできない“ネット”の影響。文学とメディアの深くて新しい混沌関係は、これからどう進むのか? AI(人工知能)が書く短編小説も注目された象徴的な2016年を振り返りつつ、今後の展望を探ります。 対談は、速水健朗さんと仲俣暁生さん。現代文学から政治、社会、都市、インターネットに至る“同時代の表現”を自由に行き来し、独自の視点で切り込み続けるお二人の目に、いま見えるものとは――。全4回でお届けします。 (構成:漆原直行 写真:岡村大輔) ■フィクションが、リアルに、えげつなく出現し始めた「トランプ以後」 仲俣 新年だから、景気のいい話をするほうがいいんだろうね。 速水 ただ、この座組でテーマがメディア・文学となると……。 仲俣 景気がいいわけないかな(苦笑)。 速水 そうですねぇ(苦笑)。まずメディア的事件を挙げるとしたら、ト
AV業界で働くということ 2017.01.16 公開 ポスト 後編 「AV女優」は「転落の象徴」か、「華やかな存在」か中村淳彦/アケミン AV出演強要問題がくすぶり続けるAV業界だが、立て続けにAV女優の生き様にまつわる本が出版される。1月12日発売のアケミン著『うちの娘はAV女優です』(幻冬舎)と、1月18日発売の中村淳彦著『名前のない女たち 貧困AV嬢の独白』(宝島社)だ。それぞれまったく違う個性で活躍するライターの二人は、AV業界、AV女優をどう見てきたのだろうか? 後編はふたりの考え方の違いがより際立ちます。 (撮影 菊岡俊子) 『うちの娘はAV女優です』登場女優は、上位5%のエリート層 アケミン 『うちの娘はAV女優です』と『名前のない女たち』には、女優さんが共通して登場しています。私が面白かったのは同じ女優を扱っていても中村さんと私とでは描き方が違っていたことです。 たとえば、
東浩紀 一九七一年東京都生まれ。作家、思想家。株式会社ゲンロン代表取締役。『思想地図β』編集長。東京大学教養学部教養学科卒、同大学院総合文化研究科博士課程修了。一九九三年「ソルジェニーツィン試論」で批評家としてデビュー。一九九九年『存在論的、郵便的』(新潮社)で第二十一回サントリー学芸賞、二〇一〇年『クォンタム・ファミリーズ』(河出文庫)で第二十三回三島由紀夫賞を受賞。他の著書に『動物化するポストモダン』『ゲーム的リアリズムの誕生』(以上、講談社現代新書)、『一般意志2.0』(講談社)、「東浩紀アーカイブス」(河出文庫)、『クリュセの魚』(河出書房新社)、『セカイからもっと近くに』(東京創元社)など多数。また、自らが発行人となって『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』『福島第一観光地化計画』「ゲンロン」(以上、ゲンロン)なども刊行。
インタビュー第3回は、『福沢諭吉の『学問のすゝめ』』の話に舞い戻ります。福沢の著作について語るとき、一般的にはほとんど問われない「文体」の話から。一見、マイナーな話題から、硬直した何かを打ち破る重要なヒントが浮かび上がります。(聞き手・構成:浅羽通明 写真:plus編集部) 8、橋本治は、福澤諭吉を知って言文一致で文語を覆す闘いをまた一歩進める ——— そういうファンタジー物語としての歴史を下地として豊かに持ちながら、学校図書館にあるちゃんとしちゃった本とかマニアックな歴史とかには染まらずに来た橋本治という稀有な知性が、いま福澤の『学問のすすめ』を読んだ……。 橋本 やっぱり福澤諭吉のあり方をもうここらで出していかないと、話がまとまらないしなっていうのがあります。 一番大きいのは、福澤というわかりやすく書こうとする人がいたっていうことです。私は『言文一致体の誕生』とか書いてましたから、言文
Home 生き方 気持ちのいいことが、好き。「“官能”と“快楽”の回路を開くために」 気持ちのいいことが、好き。「“官能”と“快楽”の回路を開くために」 植島啓司 湯山玲子 第1回から読む 性 恋愛 セックス 教養 文化 2014.02.08 公開 最終回 ぼくたちはとことん遊び尽くしたい 植島啓司/湯山玲子 2014.02.06 公開 第4回 男と女もっとベタベタしよう! 植島啓司/湯山玲子 2014.01.29 公開 第3回 いまどきの男に必要なのは可愛げだけ 植島啓司/湯山玲子 2014.01.19 公開 第2回 気持ちのいいことになぜ、罪悪感を抱くのか? 植島啓司/湯山玲子 2014.01.14 公開 第1回 頭の中にたくさんの小部屋をつくる人生の極意 植島啓司/湯山玲子 生き方 暮らし術 社会・教養 読書 マンガ お知らせ 人気ランキング 1 生き方 2024年7月の恋愛運 真木
ジェーン 男女の問題に話を戻すと、なぜ男性はそこまで“勝ち負け”や“優劣”にこだわるんでしょうか。私の友人で、20年前にネカマ(ネット上で男性が女性になりすますこと)をしていた男性がいるんですが、彼がネット掲示板で女性のふりをして「普通の女の子です。デートする人を探しています」と書き込むと、「俺はこんな車を持っている」「俺の知り合いがやっているレストランがある」と誘ってくる男がわらわら寄ってきたそうです。「君は何がしたいの?」と聞いてきてくれた男性はゼロ。“普通の女の子”と書いただけで、彼らはほぼ100%、相手が自分よりスペックが低くてものを知らない女性だと思い込んでいるんです。普通の女の子はデフォルトで自分よりスペックが低いと思っていると、これからはハシゴを外されまくると思うのですが……。 東 男性が誰も「君は何がしたいの?」と聞かなかった、というのは重要な指摘ですね。そもそも男性は、「
「この人は信用しよう」と思った ―お二人はどういうつながりなんですか? スー もともと私が青木選手のファンでした。日焼けにタトゥーみたいな格闘家に多いタイプの外見ではないのに、圧倒的に強いのが、面白くて。 青木 狂気はありますよね。 スー で、DREAMでの試合を見に行った何回目だったかな、全試合が終わったあとすべての出場選手がリングに上がったんですね。 その時青木さんが「このあと、物販でサインやります!」みたいなことを突然マイク持って言いだして。 他の選手はその言葉に全然反応してなかったので「出た!この全然、下打ち(合わせ)してないやつ」と思って。「この人、また暴走してる」って思ったんですよ。 ―テンションで言っちゃってる。 スー でも、青木さんが率先して物販に立つと言ったのは私が見た限り初めてだったし、「あ、もしかして今すごい経営が厳しいのかな」と。 青木 そうなんですよ。経営を支える
観光地を巡ることだけが旅ではない、と昨日のリードでは書きましたが、観光客の気楽さも実はとても大事。出掛けた先でたまたま見たものを、もっと知りたくなって検索するかもしれません。旅とは、新しい検索ワードを手に入れる行動でもあり、そこで起きた偶然の積み重ねが、人生を変えてしまうかもしれないのです。そんなことがまとめられた『弱いつながり 検索ワードを探す旅』は、2015年に「紀伊國屋じんぶん大賞2015」受賞。著者の東浩紀さんが発表した受賞コメントには、「観光客的態度」の効用がまとめられています。 * * * 紀伊國屋じんぶん大賞に選ばれたとの報を聞き、光栄に思っています。 本書でぼくが訴えたかったのは、ひとことで言えば、「哲学とは一種の観光である」ということです。観光客は無責任にさまざまなところに出かけます。好奇心に導かれ、生半可な知識を手に入れ、好き勝手なことを言っては去っていきます。
障害者にとっての<性>と<生>を考える 2016.07.31 公開 ポスト 中編 貧困女子の生態を消費するブームに乗っかっている自覚は、おあり?上野千鶴子/坂爪真吾 障害のある人たちは、どのように自分や他人の性と向き合っているのでしょうか。それらの喜びや悩みは、障害の無い人たちと同じものか、それとも違うものなのでしょうか。 重度身体障害者の射精介助など障害者の性の支援に長年携わり、去年から今年にかけて『はじめての不倫学』『性風俗のいびつな現場』とベストセラーを連発した坂爪真吾さんの最新刊が、『セックスと障害者』(イースト新書)です。 今回、坂爪さんの東大時代の師匠・上野千鶴子さんをゲストに招き、フェミニズムの立場から見た障害者の<性>と<生>について、また弟子の言論活動についての評価など、縦横無尽に語ってもらいました。 今回の<中編>では、性風俗に福祉をつなげる新たな試み、「風(ふう)テラ
上野千鶴子 社会学者・立命館大学特別招聘教授・東京大学名誉教授・認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了、平安女学院短期大学助教授、シカゴ大学人類学部客員研究員、京都精華大学助教授、国際日本文化研究センター客員助教授、ボン大学客員教授、コロンビア大学客員教授、メキシコ大学院大学客員教授等を経る。1993年東京大学文学部助教授(社会学)、1995年から2011年3月まで、東京大学大学院人文社会系研究科教授。2011年4月から認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。専門は女性学、ジェンダー研究。『上野千鶴子が文学を社会学する』、『差異の政治学』、『おひとりさまの老後』、『女ぎらい』、『不惑のフェミニズム』、『ケアの社会学』、『女たちのサバイバル作戦』、『上野千鶴子の選憲論』、『発情装置 新版
『ザ・タワー』や、喋る人面魚育成の『シーマン』をはじめとする新機軸のゲームを作り続けてきたゲームクリエイター斎藤由多加氏と、『ニコニコ動画』の全企画を起ち上げてきたプロデューサー横澤大輔氏。この二人のカリスマの頭の中を赤裸々に公開する!(構成:納富廉邦) バックナンバー 選択してください 人間性の浸透と拡散人狼ゲームというプラットフォームの可能性人狼ゲームのアプリを作ろうと思うまで超歌舞伎の原点にあった一枚の絵アヴァンギャルドな歌舞伎と古典の継承ワンピース歌舞伎から始まった解説が余白になるルールと余白の問題日本の曖昧さと多神教「曖昧さ」が支える「信用」についてローカルルールと空き地遊びアナログゲームと、駆け引きニコ動をつくった男が語る隙間の美学スターウォーズを成功させた「余白の力」と... 斎藤由多加 1962年東京都生まれ。ゲーム・クリエーター。大学卒業後、(株)リクルートを経て1994
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