東京都の小池百合子知事が4日午前、知事就任後初めて、安倍晋三首相と会談した。4年後の東京五輪・パラリンピックを成功させるため、都と国の連携を進めることを確認した。 会談は首相官邸で開かれた。安倍首相は冒頭、自民党の「分裂選挙」となった知事選について「われわれ自民党は、小池さんにきつい一本を取られました」と発言した。そのうえで、「東京五輪・パラリンピックを成功させていくためにも政府が東京と協力していかなければならない」と述べ、連携姿勢を強調した。 小池氏は「都民ファーストかつ主催都市として成功させていくために、しっかりと連携させていただきたい」と応じた。会談終了後、報道陣に対し、特区制度の活用についても協議したと説明。「金融面で東京をより元気にしてほしいという話があった」と述べた。 都知事選には自民党の推薦候補と同党衆院議員だった小池氏が立候補。安倍首相は選挙期間中、党推薦候補の応援演説にい