現在、全国の劇場で爆発的な大ヒットを飛ばしている新海誠監督の新作アニメ『君の名は。』が、22日までに観客動員数774万人、公開後わずか28日間で興行収入が100億円を突破したそうだ。日本のアニメでは、宮崎駿監督の作品以外で100億円を超えたのは史上初。邦画全体のランキングでも、現時点で歴代9位に食い込んでおり、大変な快挙と言えるだろう。 さらに、新海監督が手掛けた同名小説も発行部数100万部を突破し、映画に登場する場所に多数のファンが押し寄せる“聖地巡礼”など、『君の名は。』を取り巻く環境は今や完全に社会現象と化している。しかも興行成績の増加ペースが2001年の『千と千尋の神隠し』を上回る勢いで推移していることから、「『千と千尋』を抜くのではないか?」との噂まで出ているらしい。 ちなみに、100億円を超えたアニメ映画で、宮崎駿監督作品以外のものと言えば、『アナと雪の女王』(255億円)、『