六本木ヒルズ展望台 東京シティビューにて11月13日まで開催中のイベント『大都市に迫る 空想脅威展』。以前、コネタでもご紹介し、その充実の内容には驚愕しました。
六本木ヒルズ展望台 東京シティビューにて11月13日まで開催中のイベント『大都市に迫る 空想脅威展』。以前、コネタでもご紹介し、その充実の内容には驚愕しました。
ライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんの対談。アニメ映画「君の名は。」について語り合います。 多くの人が大絶賛する中で抱く違和感 飯田 新海誠監督の最新作『君の名は。』はめっちゃ人が入っていて、僕のまわりでも絶賛している人がいっぱいです。しかし僕は非常にアンビバレントな気持ちになりました。ああ、きっと新海誠観をこじらせすぎているんだろうな、と。僕は『秒速5センチメートル』が新海さんの最高傑作だと思っているので、それ以降の作品にはずっとモヤモヤするところがあるんだけど。 あと、プロデュースを担当している川村元気氏が苦手であることを再認識した。川村さんが関わった作品で好きな作品が一個もない。 細田守監督の『バケモノの子』も川村プロデュースじゃなくて細田さんが脚本を自分で書かなかったらもっと傑作になったと思っているんですね。いや、もちろん、好きな人がいるのはわかりますよ。
ライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんの対談。前編記事に続いて「君の名は。」について語り合います。 整合性とディティールの問題 飯田 『君の名は。』では、なんでこの相手とチェンジしたのか、なんでお互いの名前の記憶が薄れていくかの必然性が弱い。ふたりが好きになる理由もよくわからない。このあたりは新海誠らしいと思う。作劇によって、あるいはキャラクターの魅力を描いていくことによって、じゃなくて「シチュエーションしかない」のが新海脚本の特徴だからです。シチュエーションしかない、というのは『ほしのこえ』の「地球と宇宙に引き裂かれた恋人」だったら別にミカコとノボルじゃなくてもどこのカップルであっても悲しいわけです。これはドラマを書く才能でもなければキャラクターづくりのうまさでもない。 シチュエーション設定の妙です。新海さんは、そこはすごくうまい。 ただシチュエーションで泣かすの
従来の新海作品ファン、さらにアニメ好き・映画好き以外の層を大量に獲得し、大ヒットを続けているアニメーション映画『君の名は。』。 中高生など若い世代にも観た人、まだ観ていなくとも観たいと思っている人が実に多い。 だが、すでに観た人に感想を聞くと、「感動した」「いい話」「映像がキレイ」などの他に、意外と多くあがってくるのが「わからない」「難しい」という声である。 SNSにはこんな声が多数ある。 「私の頭が悪いんか映画が難しいんか3回くらい見た」 「君の名は見てきた! ちょっと難しい部分あるけど良かった」 「やっぱ新海ワールドは俺には難しいなあ…」 「君の名は。観たんだけどなんかよくわからない話だった。。 以上」 「正直友達とも話したけど90点だと思ってみたら80点だったみたいなよくわからない漢字だったわ君の名は。」(原文ママ) 「君の名は。やばいね 内容少し難しいけど めっちゃ泣いた」 いった
新海誠監督作品『君の名は。』公式ビジュアルガイド表紙。遠い地で、見たこともないのに、入れ替わった少年と少女の物語。 今までにも増して映像がきれいで、はやくもう一回見たい。 物語は二転三転するので誰かに話したくて仕方なくなくなる。 でもこれは、絶対ネタバレしたらだめなやつ。 ぼくは今必死にTwitterに書き込むのを我慢して、のたうち回っている。 同時に、「新海誠が、ものすごくポジティブになった! そしてついにメジャー作家になった!」と驚き、ニヤニヤしている。 というのも、この監督は長いこと、TVには出ないタイプのマイナーメジャー作家だったからだ。 あらすじ 『君の名は。』は、少年少女が入れ替わる物語。大林宣彦の『転校生』(または原作の『おれがあいつであいつがおれで』)のギミックと似ている。 大都会に住む少年・立花瀧。ど田舎に住む少女・宮水三葉。 2人は、一度も出会ったことがないのに、なぜか
ここ最近、視聴率でも話題性でも勢いのあるテレビ東京だが、テレビ東京系列といえば「一部地域で見られない」というイメージがつきまとう。そのテレビ東京系列のテレビ北海道(TVh)がこの12月22日、念願の「全道ネットワーク」を完成。 北海道全域で見られるようになった。 開局したのは、根室・根室花咲・羅臼・羅臼緑町・霧多布・中標津西町・夕張清水沢の7つの中継局。これらの開局によりテレビ北海道は、人口比で北海道の99.9%をカバー。1988年8月に設立されたテレビ北海道は当初「十年がかりで全道カバーを目指す」として、1989年10月に札幌圏のみで放送を開始、それから26年。計画よりも16年遅れての全道カバー達成となる。 ここで疑問なのが、広大な北海道をカバーできるほどの体制であるテレビ東京系列が、なぜ依然として仙台、静岡、新潟、広島、熊本といった地域で見られないのかということである。 もちろん、一番
火星にもあったのだ。これが。 (c)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会 (c)西崎義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会 仙台市交通局ICカード「icsca」動画 これ何かというと『宇宙戦艦ヤマト』40周年記念として、仙台市交通局とタイアップしたもの。 icscaについて、ヤマトの沖田艦長が演説をはじめます。 沖田「仙台市の諸君。諸君はこれまで仙台市地下鉄南北線を利用してきた大切なお客様だ!」 狭いな! 大切なお客様の中には、古代やヤマトの乗組員が。 そうか。仙台市民はヤマトのクルーだったのか! 設計したのはイスカンダルのスターシャです。 交通用ICカードです。 イスカンダルから仙台に設計図を届けてくれたのは、妹のユリーシャです。 遠路はるばるお疲れ様です。 スターシャ「このICカードを使って地下鉄に乗るのです」 アッハイ。 このICカードの詳細は、もう一人の妹サーシ
それは、自分で「推敲」ができるようになった瞬間だ。 自分の文章を、客観的に読み返し、修正改善する。 プロの文章を書くためには「推敲」が大切だ。 だが「どう推敲すればよいのか」をつかまずに、ただ何度も文章を書きなおすのは無駄だ。 ポイントをふまえて、推敲し、「文章」が伝わるものになる。それが自分で分かる。そうなると、文を書くことがおもしろくなり、上達スピードが加速する。 そこで、文章を書き終えたらチェックすべき推敲の17ポイントを紹介しよう。 ■内容を吟味しよう 【1】伝えたいことが伝わるか? 伝えたいことは何か改めて考えてみよう。 書いた文章で、伝えたいことは伝わるだろうか? 伝えたい衝動を見失ってはいけない。衝動に突き動かされて書いているか? その衝動が伝わるように構成されているか? *伝えたいことがぼんやりとしていると、乱雑な原稿になる。たとえば「楽しかった」「すごかった」等ではダメで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く