実は相当な数の下書き、ボツにしたブログの文章がパソコンに眠っている。ずらり並ぶタイトルはまるで墓標のようだ。 感じたこと考えたことを書き残し、しかしながら公開しないことも多い。 あまりに自己完結的だったり衝動的だったりネガティヴだったり、まあいろいろだ。 公開を躊躇う気持ちは、読んでほしいと思う気持ちと常に拮抗している。 読まれたあとの反応はありすぎてもこわいし、反応がなさすぎてもさびしい。 はてなスターの数は、やはり記事の内容に正直だ。どの記事も思い入れがあって、やっと生まれた記事たちばかりなのだけれど、どうしても差が生まれてしまう。同じ人が書いて、同じ位置に立ち、公開というスタートを切ったのに。 私たちもそうだ。同じ頃生まれた人は何万何十万人といるけれど、生まれた時期が同じ頃というだけで、親も違うし、育った場所も違う。受けた教育も違う。経験してきたことも感じたこと考えてきたことも違って