finalventに関するakita_kiaのブックマーク (18)

  • [書評]おまえが若者を語るな!(後藤和智): 極東ブログ

    ちょっと前のことになるが「おまえが若者を語るな!(後藤和智)」(参照)がネットで少し話題になっていたので読んでみた。よくわからないだった。賛否以前に、この書籍で何が問題なのかという部分でまったく共感できなかった。というか率直に言うとつまらなかった。ただ、このつまらさは著者の論のつまらなさというより、批判対象とされる部分のつまらなさということだ。巻末に参考書がずらっとリストされているのだが、いくつかの社会学的な分析を除けば、よくここまでつまんないをきちんと読んで論が書けるものだなという敬服感すらあった。 なんなんだろうこの感じはと思って、あとがきに達して少し得心した。 多くの読者は、なぜ今更宮台真司などという、ほととんど忘れ去られた論者を批判するのか、と思われるかもしれない。 まさにその通りで、宮台真司の90年代の議論というのは忘却していいだけのものなのではないか。と、思いながらふと思い

    akita_kia
    akita_kia 2009/04/22
    さんも世代論の人だけど、宮台の世代論とは随分質が違うよなあ。/"政治的な意志という政治の前面があり、その後、官吏たちが「便益を上げる政策設計」の詳細を作るのであって、逆ではない。"
  • 私が20代だったころ50代だった人の話を読み返して泣ける - finalventの日記

    なんか、自分がその年になって、ぐゎゎ〜んとわかることがあって、なんか泣けてしまうことがあるな。もっときちんと読み込んでいたらよかったのにと思うけど、取り返しというのはつかない。 あと、世代的なものもあるかな。 ネットで迂闊に書くと嫌がられるけど、私は辛うじて、東京オリンピック前の東京というものを知っているし、戦争の臭いを感じられる世代でもあったし、私より上の団塊世代がGHQ神話の上で青春のホルモンホルモンもあってバカ騒ぎしているなとひやっと子供の目で見ていたせいもあったが、団塊世代上の世代の述懐というか彼らが50歳ころに書いたのものを今読み返すと……泣けるなんかループ。 懐古ということではなく、なんか、団塊世代で途切れた日歴史みたいのを、もういちどその情感のなかでつないでくれよ、大切なんだよ、みたいな心情はある。保守とか右派とかに見られがちだが、これはなんというか、普通に戦後の世界を見

    私が20代だったころ50代だった人の話を読み返して泣ける - finalventの日記
    akita_kia
    akita_kia 2009/04/22
    ”彼らは、戦中世代の軽薄な転向派に踊らされて父祖の伝統に反逆した。それは時代の制約でしかたないとしても、そこから返ってこなければならない地点はある。”
  • ちょこっと小沢一郎のこと - finalventの日記

    こっそり思っていることで書くつもりもなかったのだけど、というか、誤解されるのめんどくさいなというか。でも、たいしたことでもないし、ちょこっと。二つ。 夢というわけではないけど、なんとなく、ビジョンがさらないのは、農道に蜜柑箱を置き小沢がそれに乗ってなんか言っている光景。農民が数人あつまっているという光景。たぶん、実際にあるんじゃないかなと思う。その姿を彼が生きているうちに見ておいたほうがいいかな、と。ただ、現実は民主党的な取り巻きの図なんだろうなと思うと萎える。 小沢が必死で社民党や国民新党を囲い込むとしているのは、簡単にいえば党利というだけの政治なんだけど、彼は彼で、実は反対する勢力をどこまで取り込めるかという一つの政治観の直感があるのではないか。その延長には自民党も取り込みたいというのがあるだろうし、れいの大連立もそうだったのかもしれない。それと、自民党政権を倒すというのは表面的には矛

    ちょこっと小沢一郎のこと - finalventの日記
    akita_kia
    akita_kia 2009/04/22
    角栄が「戸別訪問3万軒、辻説法5万回をやれ!と言って小沢はそれを忠実に実行したと聞くし、「可能な限り反対論者を受け入れる」も角栄の政治手法だし。小沢は今になってかつての師の言葉をかみしめているとは思う。
  • 50年生きてみると - finalventの日記

    生きているもんだという驚愕感がある。 私は20歳まで生きられないなと思っていた。ティーンエージで自殺してもなんら不思議でもなかった。ただ、50歳まで生きて見ると、そうでもない、いわく言い難いものが自分を守っていたとしか思えないものがあると思うようになった。スピリチュアルになってしまうのもどうかと思うけど、今どれほど生きづらい人でも今気がつかない大きな力のようなものをいつか感じる可能性はあると思う。 邱永漢も言っていたが、青春で無謀な人生を選んでも、身体は50歳までは生きられるがそのあたりで死ぬ。むちゃくちゃやっても50歳まで生きられるという人生もあるのだろう。下天とはそういうものなのでしょうね。信長も謙信も50歳で終わりと思って生きていたいようだし。 無謀な人生というのは、意外とテンプレで、飲む・打つ・買う、つまり酒、賭け事、女。それと加えるなら自意識過剰。 自意識過大というか自分の才能に

    50年生きてみると - finalventの日記
    akita_kia
    akita_kia 2009/04/21
    "非モテとかいう人は実はけっこう守られているというか進化論的な有利があるのだな""私はその点では卑怯なことはしないよというのがあれば、その点から卑怯な攻撃を受けたときに自分を越えた強さが現れる。"
  • toroneiさん、それは本当に違うんだよ - finalventの日記

    はてなブックマーク - 毎日社説 社説:小沢民主代表 やはり世論は厳しかった - 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記 toronei 社会, 政治, news, media もう自分は小沢に期待していない、といいながら、ここまで擁護しているのも凄い。 2009/03/10 toroneiさん、それは当に違うんだよ。 小沢を擁護しているんじゃなくて、検察権力が恣意的に正義のツラをして市民社会に介入してくるのを市民はいわば性として批判しないといけないということ。それは市民の義務にも近いものなんですよ。 今回は、それがたまたま小沢だったし、小沢は、私がそう望むという意味ではないし、実際には不可能なんだけど、世論調査からみる動向では一国の総理になりうる人だった。それを検察権力が市民の手の届かないところで打ち落としてしまったということなんですよ。実際に総理ではないし、まあ、昭和

    toroneiさん、それは本当に違うんだよ - finalventの日記
    akita_kia
    akita_kia 2009/04/21
    "小沢を擁護しているんじゃなくて、検察権力が恣意的に正義のツラをして市民社会に介入してくるのを市民はいわば本性として批判しないといけないということ。それは市民の義務にも近いものなんですよ。"
  • 朝日社説 拉致と爆破テロ―北朝鮮の非道を思い知る : asahi.com(朝日新聞社):社説 - finalventの日記

    最近朝日新聞社説の論調が変わったな。以前ならこの切り出しだと最初はガス抜きだが全体構図としては北朝鮮中国への擁護に終わるというレトリックだったものだ。そしてそれにはそれなりの政治屋的なテンションが文章に走っていた。しかし、そのこわばりも抜けている。 大韓航空機事件は率直にいえば日韓の左派的な勢力がこれは韓国政府の自作自演だ説を説いていたものだった。朝日がどのくらいそれに加担していたかちょっと調べ直したいような気もする反面、そこまで朝日を叩くことでもなかろうかと曖昧な気持ちになる。 ⇒極東ブログ: 少女コマンドーまゆみは16年前に言っていた 「北朝鮮」とすら口に出して言えない時代があった。日にである。西原理恵子はそのギャグでボツをらった。が、彼女はめげなかった。彼女が正しかった。ブラよろの作者も北朝鮮ギャグのようなものを編集で削られた。どれだけマスコミは自己統制をしていただろうか。言論

    朝日社説 拉致と爆破テロ―北朝鮮の非道を思い知る : asahi.com(朝日新聞社):社説 - finalventの日記
  • ま、ちょっとだけ言及しておきますか - finalventの日記

    なんかもうどうでもいいや感はあるけど。 ⇒asahi.com(朝日新聞社):東北のゼネコン一斉聴取 小沢氏側への献金解明狙う - 社会 結局、迂回献金の話は、東北のゼネコンに繋げる前段というか後詰めというかで、西松建設というのは、あれね、局所変数みたいなもので、放火は二階までということ。三階はなし。焼畑農業はしませんよ、なので、親切に漆間がお知らせてしてくれたのに、弁当爺そこもわかんないのかと小一時間、と。いや、まあ、それはね。 で、西松のという局所変数の迂回献金は、全体スキームの標準出力に近いパイプで接続元デバイスのほうは東北のゼネコンということで、さて、ここから収賄でも出しますね、wktkだったわけだけど、おやっ、コンパイラエラーを見ると、こっちのクラスでは局所変数じゃなくて大域変数なわけね。各種ゼネコンだし、談合。まったくプログラミング経験のある検察はいないのか、変数は局所的に使うも

    ま、ちょっとだけ言及しておきますか - finalventの日記
    akita_kia
    akita_kia 2009/04/21
    "カネのかからない政治っていうか、その部分を民営化しちゃって、つまり角栄システムみたいな地方を捨ててしまうと、日本政治に海外投資が増えますよ。"
  • 新社会人向けオススメ本1冊 - finalventの日記

    礼儀作法入門 (新潮文庫): 山口 瞳 読み方の注意。 ツッコミするな、へぇと思うところだけ受け取れ 今の50歳以上の人間はこれが常識(アホですかとかなし)だと知っとけ 一年経ったら読み返せ

    akita_kia
    akita_kia 2009/04/21
    ”ツッコミするな、へぇと思うところだけ受け取れ/今の50歳以上の人間はこれが常識(アホですかとかなし)だと知っとけ/一年経ったら読み返せ”
  • 朝日社説 西松献金事件―小沢代表は身を引くべきだ - finalventの日記

    まあ、そうでしょう。身を引くべきだということ。結論からすれば。そして、それは小沢はもうわかっているでしょう。 以下は野暮で。 政治家に不祥事が持ち上がった時、問われるのは法的責任だけではない。重い政治責任を負わねばならない。政権をうかがう大政党の党首となれば、なおさらである。 それは違う。今回のケースでは不祥事を決めたのは検察で、検察の道理というのを朝日というジャーナリズムがどう判断するかによる。そこを短絡的に世論と一体化した正義であってはいけない。今回の流れでは、小沢聴取報道をネグっていたあたり、あまり朝日は褒められたものではない。 民主党の小沢代表の公設第1秘書が、西松建設の違法献金事件で起訴された。政治資金規正法違反の起訴事実は、逮捕容疑とほとんど変わらず、あっせん利得や収賄など別の容疑に広がることはとりあえずなかった。 つまり、朝日内部でそこが割れていたのだろうと思う。ただ、この事

    朝日社説 西松献金事件―小沢代表は身を引くべきだ - finalventの日記
    akita_kia
    akita_kia 2009/04/21
    ”政治というのは本質的に悪であり、国家も対外的にはそうだ。その悪の上に国民がなりたつという認識をもって、神聖を排除するのだ。民主主義(democracy)というのの反対は神権政治(theocracy)なのだ。”
  • 毎日社説 社説:小沢氏秘書起訴 代表続投は説得力に欠ける - 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記

    しかし、政治家の責任はそれで済むとは思わない。少なくとも西松側は小沢氏の地元のダム工事などの受注に際し何らかの期待があって献金したと供述している。便宜供与の有無はともかく公共事業に絡んでカネが動いたのは確かだろう。 利権をめぐりカネと票が動く。これこそ政官業の癒着の質であり、古い自民党の族政治そのものの構図ではないのか。しかも小沢氏はそんな自民党政治の打破を掲げて離党し、政権交代可能な2大政党制の実現を目指してきたはずだ。 小沢が打倒を目指していたのは、官僚制度と普遍に見えるかのような一党の体制。そこには国民の政治意識が不在になるシステムがあるということ。 そして、利権をめぐりカネと票が動くのが民主主義というもの。ルールをどこまでやるかということだ。超越的な正義が降臨して気まぐれに権力を振ることではない。

    毎日社説 社説:小沢氏秘書起訴 代表続投は説得力に欠ける - 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記
    akita_kia
    akita_kia 2009/04/21
    ”利権をめぐりカネと票が動くのが民主主義というもの。ルールをどこまでやるかということだ。超越的な正義が降臨して気まぐれに権力を振ることではない。”
  • ちょっと先回り的 - finalventの日記

    おおや先生を借りると(借りるだけです、はい)⇒雑感 - おおやにき ここから、受領側が可罰的になるのは故意がある場合、すなわち合法的な枠組が偽装であって実態は違法な献金であるということを認識し、かつそのことを最低限消極的に認容していた場合ということになる。問題はこの「認識」ないし「認容」であるが、これを正面から「ありましたか?」などと聞いてもおそらく単に否定されるだけであって、それは全身をナイフでめった刺しにしておいても「殺すつもりはありませんでした」とかのたまう被疑者がいることと同じである。いやもちろんそれは彼の主観においては真実かもしれないが、要するに我々はそんなものを刑事責任を問う裁判の基礎とすることはできないのであって、この部分に関する認定基準は客観化されている。つまり、言葉の上では「認識」とか「認容」とか、あるいは「過失」や「故意」のように当事者の主観の問題であるように読めるのだ

    ちょっと先回り的 - finalventの日記
    akita_kia
    akita_kia 2009/04/21
    ”私は神様ではないので、カオスから世界が創造されるとは思わない。現状維持が大切。””あと、俺は、ヒールが大好きだな。”
  • 朝日社説 二階経産相―献金疑惑の説明を求める : - finalventの日記

    まあ、適当に野焼きをするのはしかがないところだろう。 検察は疑惑の全容解明のための捜査をつくしてほしい。 当にそう思っている成人日人がいるならぞっとするね。そうやって政治家を痛めつけて、官僚国家にするといい……わけないじゃないか。

    朝日社説 二階経産相―献金疑惑の説明を求める : - finalventの日記
    akita_kia
    akita_kia 2009/04/21
    いや、普通に多いんじゃないですか。政治家と官僚の対立を理解している日本人の方が少ないでしょう。
  • 将来性を感じさせる男になるための5つの格言 - finalventの日記

    inspired by 将来性を感じさせる男になるための5つの格言| スゴレン|もてる方法-彼女の作り方-恋愛相談-恋愛の裏ワザ 生きていくためには、記憶力よりも、その対極にある”忘れる力”のほうが不可欠である。 (アインシュタイン) やることが何もないだけでは楽しくない。楽しいのは、山ほどやることがあるのに何もしないことである。 (ジョン・W・レイパ−) 毎月少しずつ貯金しなさい。そうれば、年末に、どんなにわずかしかたまっていないか知ってびっくりするだろう。 (アーネスト・ハスキンズ) 人生はB級映画に似ている。途中でやめようとは思わないが、二度と見ようと思わない。 (テッド・ターナー) 私の人生は私が端役の滑稽な芝居である。気の利いた台詞をはくシーンはない。 (ファイナルヴェント) すごい言葉―実践的名句323選 (文春新書): 晴山 陽一

    akita_kia
    akita_kia 2009/04/21
    ”毎月少しずつ貯金しなさい。そうれば、年末に、どんなにわずかしかたまっていないか知ってびっくりするだろう。 (アーネスト・ハスキンズ)”
  • NHKスペシャル 象徴天皇 素顔の記録、見たよ - finalventの日記

    NHKスペシャル|象徴天皇 素顔の記録 見るつもりはなくて、録画の設定中、天気予報を見ていたら始まり、つい見てしまった。 見て、感動しましたよ。天皇、SUGEEEEですよ。いや、昭和のシーンに明仁さんが出てきて「天皇」と言われると、「ちがうだろ皇太子だ」と脳内コビトが突っ込むのがうざい。 ウヨサヨがお好きな「天皇」というのはさておき、普通に公務をされているリベラルな中産階級の爺さん婆さんの金婚式に至る日々という感じが最高によかったですよ。中産階級なわけはなかろうにというのもあるかもしれないが、その慎ましさはそれだった。 このお二人のお人柄は、もう、どうしようもなくすばらしいものだった。人として優れているのだから、どうしようもないじゃんという以上に、ご努力の姿がきちんと伝わる。 天皇であることには、まあ、公務だしなというくらいに割り切って私は見ていたのだが、いやこの公務はただ事ではない。明

    akita_kia
    akita_kia 2009/04/21
    "ここには、そこいらの頭でっかちの右翼だの左翼だのが見えないものがある。""左翼イデオロギーはアジア的段階にあってはイデオロギーのラベルを変えるだけで同じように「天皇」を生み出してしまう。"
  • こういう歴史もあるんですけどね - finalventの日記

    と、ウィキペディア⇒済州島四・三事件 - Wikipedia 済州島四・三事件(チェジュド(さいしゅうとう)よんさんじけん)は、1948年4月3日に現在の大韓民国南部、済州島で起こった人民遊撃隊の武装蜂起にともなうとされる虐殺事件。南朝鮮労働党が関わっているとされ、政府軍・警察による粛清と鎮圧によって、多くの島民が虐殺された。またこの事件は麗水順天の抗争の背景にもなった。 ちなみに日の独立は1951年。このあたり、どうも若い人と話していて、れれれ感があるけど、敗戦の45年から6年間日ってなかったんですよ。 流刑地だったことなどから朝鮮土から差別され、また貧しかった済州島民は、新天地を求めて日へ出稼ぎに行き、定住する者もいた。韓国併合後、日統治時代の初期に朝鮮から日に渡った20万人ほどの大半は済州島出身であったという。日の敗戦による朝鮮半島解放によってその3分の2程は帰国したが

    こういう歴史もあるんですけどね - finalventの日記
    akita_kia
    akita_kia 2009/04/20
    ”敗戦の45年から6年間日本ってなかった””ウヨサヨは結局責める方向が違うだけの同種のナショナリストでしかない””圧倒的に理不尽な抑圧は国家間のみならず国家を貫通して浸潤していた”
  • 哲学とか現代思想とか - finalventの日記

    若いころは、難しいことを考えるのは頭のいい人なんだろうと思ったが、次第に、これは一種の心の病気の緩和な表出だと思ったし、その後、いわゆるそれを学問にしているやつらっていうのは、それなりにうそっぱちというか、そしてそういう学問に憧れているのは救いようのないうそっぱちなんだろうなと思うようにはなったな。

    哲学とか現代思想とか - finalventの日記
  • [書評]プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(マックス・ヴェーバー): 極東ブログ

    「プロテスタンティズムの倫理と資主義の精神」(参照)、通称「プロ倫」についてなにかを書こうと思うような日が来ようとは思いもかけなかった。「プロ倫」はただ百遍読めばいいのである。 しかし、馬鹿につける薬はないな、プロ倫を百遍読めとばかりも言えないかもしれないご時世でもある。ま、かく言う私自身がその馬鹿の部類でもあろうから、たまに恥をさらしておくのもいいだろう。 とはいえ、このがなんであるかについてはさすがに省略する。ブログを書く手間はあるが、プロ倫を解説する手間はさすがにない。なので、いくつかティピカルなポイントだけ簡単に記しておく。 カルヴァン的なプロテスタンティズムの「神の選びの教義」とは何か これを、「神が現世における人間の努力やその成果によって人間を選別し、勝利者を救済し、弱者を地獄に落とす」と理解している人は、およそ社会学なり現代社会・政治を論じるに足りない。昔なら、岩波文庫で

  • キリスト教と文学 - finalventの日記

    増田海外の文学作品を聖書の理解なしに読める? 私の場合、どういう運命か、先の世の契りや深かりけむか、10代後半から20代前半に、それなりに聖書を読んだ。よく読んだ部類ではないかな。それ以降も読むか。共同訳は全然なじめないし、あれだったら、自分の聖書理解はかなり違ったか。 そういえば、ひょんなことでコイネグリークまで勉強して、気になる部分は原典でたしかめもしたものだった。 若いころは、当然、信仰とか生き方に関連していたが、だんだんその思いは抜けてきている。日人にありがちな「キリスト教を卒業した」とかでは全然なくて、なんというか、長くなじんでそれが自分になっている以上どうしようもない。 で。 聖書というのは、ある若い時期、人生への刻印として読むという経験がないと、わからないものではないかなとは思う。わかれともまるで思わないが。ある程度、わかるという感じがつかめると、ああ、そういうことかとい

    キリスト教と文学 - finalventの日記
  • 1