これを駆け出しエンジニア時代に目の当たりにした私は、 「こうやってテストを効率化しているのか、テストエンジニア凄い」 などと思っていたわけです、しかし...!という話が今回のコラムです。 そんな簡単な話ではなかった組み合わせテスト これで設定項目が多いテスト対象のボリュームも減らせる、やれ安心だ...なんて、そんなにテストの世界は甘くありませんでした。 まず、安直に(深く考えずに)因子・水準を抽出し組み合わせテストを技法と合わせて提案するとこう言われました。 「なぜ全てのパラメータを組み合わせるのか?」 「通常のシステムテストとの違いは何?」 「それぞれの組み合わせに意味はあるのか?」 「組み合わせテストによってどれくらい不具合が出るのか?」 「テストしていない組み合わせで不具合が出たらどうするのか?」 自信ありげに提案した上司も回答に困り、 「これはタグチメソッドで使われている技法でして