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ブックマーク / synodos.jp (20)

  • 「近所」というフロンティア――地元観光のすすめ/吉永明弘 - SYNODOS

    2020年度は大学人にとっても想定外の年度となった。私は今学期、一回しか大学に行っていない。あとはすべて自宅でオンデマンド式の講義を行った。授業を録画してそれを配信し、視聴してもらうというやり方だ。しかしこれでは出席も取れないし、双方向のやりとりができない。そこで出席を兼ねて質問をメールで受け付けたところ、例年のコメントペーパーよりも気度の高い質問が多く届いた。それに長文の返事をすると、再びメールが来て、何度かやりとりが交わされる。実はオンデマンド授業のほうが、対面授業よりも個々の受講生と「対話」する機会が増えている。去年までの、特に大人数の授業の場合は、対面といっても実際には「講師」と「聴衆」であり、教員と話をすることなく学期を終える学生が少なくなかった。 そんなわけで、講義については、オンデマンドでもメール等を用いれば何とかなる(ある点では授業が改善される)ことがわかってきた。問題は

    「近所」というフロンティア――地元観光のすすめ/吉永明弘 - SYNODOS
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    allezvous 2020/07/27
    たとえ京都でもフロンティアはあり、しばしば穴場と呼ばれる。自分にとっては六道珍皇寺や渉成園、府庁前の釜座通や四条から五条の木屋町通などが該当する
  • これからの校則の話をしよう/山本宏樹 - SYNODOS

    2018年、日教育界で「ブラック校則」を追放しようという機運が高まりました。「ブラック校則」とは「一般社会から見れば明らかにおかしい校則や生徒心得、学校独自ルールなどの総称」のことです(注1)。 この問題が社会から注目を浴びたきっかけは2017年9月の黒髪染髪訴訟でした。これは大阪府の公立高校に通う女子生徒が、生まれつき茶色の髪を黒く染めるよう何度も強要されたことで精神的苦痛を受けたとして、大阪府を相手に損害賠償訴訟を起こしたものです。 報道によれば、女子生徒は4日に1度の頻度で注意を受け、文化祭や修学旅行への参加も拒否されたことで、過呼吸症状となって不登校を余儀なくされたとのこと。この件をめぐってはツイッターなどのSNSで人権侵害との批判が相次ぎ、英BBC放送や米TIME誌など海外メディアにも取り上げられるなど大きな社会的反響がありました(注2)。 事件を受けて、12月には評論家の荻

    これからの校則の話をしよう/山本宏樹 - SYNODOS
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    allezvous 2019/06/03
    「生徒会は、理念的にいえば、教職員集団・保護者会とともに学校の三権の一角を占める組織です」学園もの漫画の生徒会が有する謎の権力の源泉が明らかになった
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    2016年2月、内閣府によってアイヌ民族に関する初の全国調査結果が公表された。それは驚きの結果であった。アイヌへの現在の差別や偏見について、回答者がアイヌの人々の場合には72.1%が「あると思う」と答えたのに対して、国民全体を対象とした同様の質問では、「あると思う」が17.9%と低く、両者の間にかなり大きな意識の差が見られたのである。 さらに見過ごせないのは、差別や偏見があると思うと回答するアイヌの人々のうち、実際に差別を受けたという割合は36.6%であった点である。差別が「あると思う」という割合からは低下するものの、今現在も、決して少なくはないアイヌへの差別が実際に「ある」様子がうかがえる。 しかし現状では、その具体的な不利益や不平等の内実について十分に明らかにされていない。アイヌの人々をめぐる差別の問題は、和人(アイヌ以外の日人)からアイヌ民族への差別というかたちで語り継がれ、認知さ

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    allezvous 2018/07/11
    具体的な差別事例が昔っぽいものもたくさんあり、どこまでが現在対処すべき差別なのかよく分からん。羮に懲りて膾を吹くとかえって反発を生まないか心配
  • デフレビジネスを脱却せよ!――人手不足経済時代の生き抜き方/飯田泰之氏インタビュー /α-Synodos vol.234+235 - SYNODOS

    デフレビジネスを脱却せよ!――人手不足経済時代の生き抜き方 飯田泰之氏インタビュー /α-Synodos vol.234+235 情報 #αシノドス 今回は、2017年最後のαシノドスです。 第1稿目は、飯田泰之氏によるインタビューです。今年の経済ニュースの中から、注目すべきテーマをお選びいただき、ご解説いただきました。2018年へ続く、今年最も注目すべき経済ニュースとは、果たして…!? 第2稿目は、設立からちょうど2年がたつ、中国主導の国際銀行、AIIBについてのQ&Aです。世界にはすでに数多くの国際開発金融機関が存在し、アジアには日主導のADBもある中で、今中国が新たな国際銀行を設立する意味とは何なのでしょうか。ジェトロ・アジア研究所の浜中慎太郎氏に伺いました。 続いては、富永京子氏による「今月のポジ出し!」です。「正しくあること」に対し疲労感を感じつつある社会の中で、無理せず「正し

    デフレビジネスを脱却せよ!――人手不足経済時代の生き抜き方/飯田泰之氏インタビュー /α-Synodos vol.234+235 - SYNODOS
    allezvous
    allezvous 2018/01/10
    「AIやIoTなどの省力化投資に法人減税をする案」労働需要が逼迫すると勝手に発生する投資を減税対象にするのは下策
  • クーデターが勃発か? 欧米が”世界最悪の独裁”と呼んできたジンバブエ、その歴史的経緯と実態とは/白戸圭一×荻上チキ - SYNODOS

    クーデターが勃発か? 欧米が”世界最悪の独裁”と呼んできたジンバブエ、その歴史的経緯と実態とは 白戸圭一×荻上チキ 国際 #荻上チキ Session-22#クーデター#ジンバブエ ジンバブエの武装蜂起の背後には、いかなる歴史的経緯があったのか? 軍が排除しようとした「クリミナルズ」とは一体だれなのか? 「世界最悪の独裁者」と呼ばれたムガベ大統領の「真実」に迫る。2017年11月18日放送TBSラジオ・荻上チキ・Session-22「クーデターが勃発か?欧米が”世界最悪の独裁”と呼んできたジンバブエ、その歴史的経緯と実態とは」より抄録。(構成/芹沢一也) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「

    クーデターが勃発か? 欧米が”世界最悪の独裁”と呼んできたジンバブエ、その歴史的経緯と実態とは/白戸圭一×荻上チキ - SYNODOS
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    allezvous 2018/01/10
    ×正当性 ○正統性
  • 「終身刑化」が進む無期懲役刑の実態/浜井浩一×巡田忠彦×荻上チキ - SYNODOS

    法務省は昨年11月、無期懲役刑に関するデータを公表した(法務省「無期刑の執行状況及び無期刑受刑者に係る仮釈放の運用状況について」)。それによると服役中の無期刑者は2015年末時点で1835人。仮釈放が認められた受刑者は一桁にとどまり、服役期間が50年を超える受刑者も12人におよぶことがわかった。服役期間の長期化、所内での死者、数少ない仮釈放と、事実上の終身刑化が進む無期懲役。無期刑制度、受刑者の実態と、考えるべき課題について専門家に伺った。2016年12月10日放送TBSラジオ荻上チキ Session-22「塀の中でも老老介護〜終身刑化する無期懲役刑の現実」より抄録。(構成/増田穂) ■ 荻上チキ Session-22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニ

    「終身刑化」が進む無期懲役刑の実態/浜井浩一×巡田忠彦×荻上チキ - SYNODOS
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    allezvous 2017/02/03
    「最近は法務省の中でも罰だけではいけないという意識が出てきました」このあたりに希望を感じる。改善の流れが世論に気づかれたときに潰されないよう祈るのみ。
  • 憲法論議を「法律家共同体」から取り戻せ――武器としての『「憲法改正」の比較政治学』/浅羽祐樹×横大道聡×清水真人 - SYNODOS

    文化の日。「国民の祝日に関する法律」第2条によれば、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨とする。それでは、それがなぜ11月3日でなくてはならないのだろうか。実は、70年前、1946年(昭和21年)のこの日、日国憲法が公布されたのである(なお、5月3日の憲法記念日は、翌47年(昭和22年)に憲法が施行された日である)。日国憲法が自由や平和、文化といった理念を重視していることにちなんで、この日は祝日とされた。 その日国憲法をめぐる情勢は、いまや新たなステージに入りつつある観がある。改憲を志向する勢力が、国会において憲法改正発議に必要な「3分の2」を獲得し、憲法審査会での審議がまもなく再開するからである。改正を視野に入れた憲法論議は今後、ますますホット・イシューとなってくるだろう。 2016年7月に刊行された駒村圭吾=待鳥聡史(編)『「憲法改正」の比較政治学』(弘文堂)は、そんな

    憲法論議を「法律家共同体」から取り戻せ――武器としての『「憲法改正」の比較政治学』/浅羽祐樹×横大道聡×清水真人 - SYNODOS
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    allezvous 2016/11/02
    皇室典範関係では、憲法の条文に手を付けない方が望ましいというイデオロギーに気づかないまま論議してる光景が見られたなあ。/権利章典もやはり肖像権(13条)知る権利(21条)など拡大解釈、生存権など縮小解釈あり
  • 「感動」するわたしたち──『24時間テレビ』と「感動ポルノ」批判をめぐって/前田拓也 - SYNODOS

    『24時間テレビ』(日テレビ)の裏側で放送された、『バリバラ』(Eテレ)が注目を集めている。「検証!『障害者×感動』の方程式」をテーマにした同番組では、24時間テレビを意識したフェイクドキュメンタリーを放送。「感動ポルノ」という言葉とともに、なぜ世の中には、感動・頑張る障害者像があふれるのか? と一面的な障害者の取り上げ方に疑問を投げかけた。 今回は、自身の授業で『24時間テレビ』について取り上げるという社会学者の前田拓也さんに、「感動ポルノ」はなぜ批判されているのか、また「感動ポルノ」批判の痛快さがもつ危うさについてお話を伺った。(聞き手/山菜々子) ――ご自身の授業で『24時間テレビ』について取り上げるとうかがいました。それはなぜですか? 大学では、ケアする人とされる人との関係性や、障害者を取り巻く社会的な困難について考える授業をいくつか担当しています。わたしの専門は社会学なので、

    「感動」するわたしたち──『24時間テレビ』と「感動ポルノ」批判をめぐって/前田拓也 - SYNODOS
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    allezvous 2016/09/14
    問題提起が解決に結び付かないのがいかんのよね。消費して終わっちゃう。/本音ポルノの批判というのは、正直であること、嘘をつかないことを肯定する価値観のもとではなかなか困難なことだろうとは思う。
  • 本当に“リベラル”な経済政策とは?――消費増税の議論から考える / 片岡剛士×松尾匡×荻上チキ | SYNODOS -シノドス- | ページ 2

    リベラルはねじれている?当にリベラルな経済政策とは――。景気の先行きに懸念が高まる中、野党はどのような政策を打ち出していくべきなのか。三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員・片岡剛士氏と立命館大学教授・松尾匡氏が解説する。2016年03月24日放送TBSラジオ荻上チキ・Session-22「消費増税の議論から考える。当に“リベラル”な経済政策とは?」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。あなたもぜひこのセッションに参加してください。番組ホームページはこち

    本当に“リベラル”な経済政策とは?――消費増税の議論から考える / 片岡剛士×松尾匡×荻上チキ | SYNODOS -シノドス- | ページ 2
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    allezvous 2016/04/13
    本文同意。ところで、アメリカのリベラルが堂々と左派を名乗れないのは、やっぱりアカと言われるからだろうかなどと思った。サンダースが社会民主主義を掲げたインパクトもそういう種類のものなのかな。
  • この経済政策が民主主義を救う―― 安倍政権に勝てる対案/松尾匡 - SYNODOS

    改憲に突き進む安倍政権のもとで、これから景気はどうなっていくのか? 対抗する左派・リベラル派は何をすべきか? 人気の経済学者による経済予測と「勝てる」提言、新刊『この経済政策が民主主義を救う』(大月書店)から「はじめに」を公開。自由を守る最後のチャンス、あきらめるのはまだ早い! (シノドス編集部) 2015年の9月中旬、日では安全保障関連法案をめぐる攻防が大詰めを迎え、国じゅうが反対運動に揺れました。 安保法制そのものの危険性を語ることは、専門家に任せることにします。私でもわかることは、戦後長く続いた憲法解釈を決定的に踏み越えるたくさんのことが、強引に、大急ぎで進められたということです。世論の多数派が一貫して反対していることを、あえて無視して。 立憲主義の原則や正常な議会制民主主義の手続きを無視したのもさることながら、露骨な報道統制の動きや反基地運動への不当逮捕など、安倍政権の政治体質が

    この経済政策が民主主義を救う―― 安倍政権に勝てる対案/松尾匡 - SYNODOS
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    allezvous 2016/01/25
    内輪向けの文章を外に出したから叩かれちゃってるのね。まあ仕方ないところはある。
  • 多元性のある民主主義を取り戻せ――自民党派閥の系譜をたどる/中北浩爾×荻上チキ - SYNODOS

    かつての自民党はハト派からタカ派まで、各派閥が競いあう多元性を持った政党であった。しかし派閥政治は衰退し、現在は安倍総理のもと一元的に右傾化しているように見られる。その変化を招いた原因とは。そして今、自民党はどのような位置にあるのか。これまでの思想的な系譜をたどり、一橋大学大学院教授・中北浩爾氏が解説する。TBSラジオ「荻上チキSession22」2015年09月29日(火)「自民党」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ Session-22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。あなたもぜひこのセッションに参加してください。番

    多元性のある民主主義を取り戻せ――自民党派閥の系譜をたどる/中北浩爾×荻上チキ - SYNODOS
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    allezvous 2015/11/16
    あんな頭悪そうに見えるけどやっぱ党内政治はきっちりやってるのか。
  • 戦後賠償――ドイツと日本の違いはどこにある?/石田勇治×飯田泰之 - SYNODOS

    戦争には関わりのない子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」。戦後70年談話で安倍首相はこのように述べた。70年前、日と同じように敗戦国となったドイツ。彼らは過去の歴史にどうやって向き合ってきたのか。そこから日が学ぶこととは。東京大学大学院・石田勇治教授と経済学者の飯田泰之が語り合う。2015年8月26日(水)放送TOKYO FM「TIME LINE」『過去を克服できたドイツ、できない日』より抄録。(構成 / 大谷佳名) ■ TIME LINE TOKYO FM(80.0MHz)で月~木 19時から放送。多様な価値観、経験を積んだ「言論集団」と共に、様々な出来事・ニュースの「糸」を手繰って、今日という1日の意味を感じるニュース番組。第2、4水曜日は飯田泰之(明治大学政治経済学部 准教授)が担当。生放送終了後、「もう一度聴きたい!」という声に

    戦後賠償――ドイツと日本の違いはどこにある?/石田勇治×飯田泰之 - SYNODOS
    allezvous
    allezvous 2015/09/16
    正直、今後も謝罪し続けるという路線で国民的合意を得るのは困難な気がするので、落とし所を探るという意味では有益な対談かなと思う。
  • 子どもの「食育」は、誰のために行われているのか/成田崇信 - SYNODOS

    平成17年に『育基法』が施行され、国民の心身の健康を支援するために「育運動」が推進されることになった。子どもの頃からの習慣が重要であるとされ、保育所や学校、家庭を中心に育を進めるというものだ。 特に義務教育では、育推進の中核的な役割を行う職種である栄養教諭という新たな資格が創設され、栄養士・管理栄養士が直接子どもに対して育授業(担任との連携が必要)やアレルギーを持つ児童・生徒に対する事指導などを行えるようになった。 しかし、現実に行われている子どもの育の内容を見ると、全国的に統一されておらず、まったく根拠のない情報や、特定の主義主張に偏った情報が紛れ込んでいる。 このように「育」が迷走してしまったのは、なぜだろうか? まずは、育基法の条文を見てみよう。 前文では、育により身に付けるべき能力として『「」に関して信頼できる情報に基づく適切な判断を行う能力』を挙げ、家

    子どもの「食育」は、誰のために行われているのか/成田崇信 - SYNODOS
    allezvous
    allezvous 2015/09/10
    アメリカだと肥満になるだろうところ、日本だと良くも悪くも真面目だなあ。
  • 信任されたネタニヤーフ政権――中東政治におけるイスラエルの一人勝ち/臼杵陽 - SYNODOS

    2015年3月17日、イスラエルで第20期イスラエル国会(クネセト)選挙が行われた。大方の予想に反して、与党ネタニヤーフ・リクードが第一党になった。だが、2015年5月6日の組閣期限ぎりぎりで、右派・宗教・中道の諸政党から構成される連立内閣の組閣にようやくこぎつけた。 異例中の異例の組閣工作であった。というのも、来なら選挙後45日以内に組閣されなければならないのであるが、一度組閣期限を迎えて、リヴリン大統領によって1週間、期限が延ばされた上での、議会で過半数ぎりぎり確保できる瀬戸際の組閣だったからである。このような延期はイスラエル政党史上でも初めての出来事である。それだけ、連立内閣の組閣が難航したわけである。 もともと、この総選挙はネタニヤーフ首相が昨年12月、4年任期の途中2年目で国会解散を決意したため実施されたものであった。解散の直接的な原因となったのが、極右勢力のイニシアティブの下

    信任されたネタニヤーフ政権――中東政治におけるイスラエルの一人勝ち/臼杵陽 - SYNODOS
    allezvous
    allezvous 2015/05/12
    シーア派が欧米陣営に、スンニ派とイスラエルが中国陣営に行くとかいう可能性が。どんな近未来SFだ。
  • なぜアベノミクスを否定する人の中に債券市場関係者が多いのか?/浜田宏一・安達誠司 - SYNODOS

    浜田 私はどちらかというと、理論経済学の角度から証券市場を見てきました。ですから現場に詳しいエコノミストの安達さんに、実際の投資の世界について伺いたいと思います。 まずお聞きしたいのは、アベノミクスの第1の矢(金融緩和政策)によって株価が上がり、円安も起こり、有効求人倍率と完全失業率が改善し続けている状況において、なぜ市場関係者のなかには、いまだアベノミクスの効果を否定したがる人がいるのかについてです。 安達 日では長らく円高が続き、デフレが進行していましたが、それに伴って債券(国債)利回りがどんどん低下してきました。債券利回りが低下するということは、債券の価格が上昇することを意味します。円高とデフレの進行が長期間続く限り、債券を購入すれば将来の価格が上昇するのは確実なので、市場として儲けやすかったということが、まず指摘できます。 債券の取引で生計を立てている債券市場関係者は、円高になれ

    なぜアベノミクスを否定する人の中に債券市場関係者が多いのか?/浜田宏一・安達誠司 - SYNODOS
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    allezvous 2015/03/23
    「円高とデフレの進行が長期間続く限り、債券を購入すれば将来の価格が上昇するのは確実なので、市場として儲けやすかった」いやあ今の方が債券価格高いですよね/ただ上がりすぎて焼け野原だから恨まれるのは分かる
  • 偽証との向き合い方、修正主義の受け止め方――ホロコーストと比較して/武井彩佳 - SYNODOS

    偽証との向き合い方、修正主義の受け止め方――ホロコーストと比較して 武井彩佳 ドイツ現代史、ホロコースト研究 国際 #「新しいリベラル」を構想するために 従軍慰安婦に関する「吉田証言」の真偽が早くから疑われながらも、朝日新聞がその検証とこれに基づいた記事の撤回を怠ってきたとして批判の矢面に立たされている。過去の朝日の報道により日の国益が損なわれたと保守勢力は非難し、首相が朝日新聞に対して、偽証であった事実を国際的に周知させるように求める事態にまでなっている。 確かに、ジャーナリズムの分である批判的検証を怠ってきたという点で朝日は批判されるべきだが、来これは特定の個人による「偽証」の問題である。かつて従軍慰安婦制度というものが存在し、これが極度の人権侵害にあたるという事実には変わりはない。それにもかかわらず、慰安婦そのものが虚構であるような論調が幅を利かせ始めているのが現状だ。こうした

    偽証との向き合い方、修正主義の受け止め方――ホロコーストと比較して/武井彩佳 - SYNODOS
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    allezvous 2014/10/28
    国の名誉って何なんだろなあ。
  • 日仏間で消えた「戦争」の「傷跡」をめぐる話/宮下雄一郎 - SYNODOS

    稿では、戦後フランス外交史のなかで消えた「傷跡」の話をしたい。 最近、総力戦の時代を振り返る機会が多くなった。それは、2014年が第一次世界大戦の開戦から100年の節目の年であり、また来年には、第二次世界大戦の終焉から70年を迎えるからだろう。 両大戦とも当事者として過ごした日だが、今日まで引きずっている「傷跡」は、言うまでもなく第二次大戦の方が多い。そして、こうした「傷跡」は、現実外交とからむことによって、「古傷」として痛みが再発する場合すらある。今の日中関係がその典型例であろう。 しかしここでは、そうした今でも目につきやすい「傷跡」の話はしない。史料の公開状況にもよるが、「戦後補償問題」が何らかのかたちで解決され、「傷跡」が消えると、時としてそうした「傷跡」があった歴史まで風化してしまう場合がある。ところが、過去の「傷跡」を調べてみると、歴史的に重要な争点があったりする。あるいは、

    日仏間で消えた「戦争」の「傷跡」をめぐる話/宮下雄一郎 - SYNODOS
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    allezvous 2014/10/16
    著作権の戦時加算がフランスは米英豪と同じ日数になっているのとも関連してるのかな。
  • 2013年の経済倫理地図 あなたはなに主義?の政党分析/橋本努 - SYNODOS

    昨年(2012年)の12月26日に第二次安倍晋三内閣が誕生してから、約一年を迎えました。最近のアメリカ経済の景気回復も手伝って、日の株価は現在、リーマン・ショック以前の高値に戻っています。政治よりも経済に軸足を置いた「アベノミクス」の政策は、一応の成功を収めたとも言えるでしょう。むろん、アベノミクスをやらなくても、米国経済の回復や消費増税前の駆け込み需要で、日経済は回復したはず、との意見もあるでしょうから、評価には一定の留保が必要です。 ではそもそも「アベノミクス」とは、どんなイデオロギーに基づくのでしょうか。「アベノミクス」の正体は、「新自由主義」なのか、それとも「反新自由主義」なのか。あいはこの二つをアベコベに組み合わせた新種の主義なのか。いろいろな疑問が提起されていますが、思想の混迷状態が続いているようです。 去る7月の選挙で、自民党が安定多数派として第一党になると、イデオロギー

    2013年の経済倫理地図 あなたはなに主義?の政党分析/橋本努 - SYNODOS
    allezvous
    allezvous 2013/12/10
    設問がどれも雑でかなり失敗している感がある。
  • 池袋出会いカフェ女子大生殺人事件 裁判傍聴記録/要友紀子 - SYNODOS

    風俗で働く人たちが安全・健康に働けることを目指し活動しているSWASH(Sex Work and Sexual Health)。メンバーの要氏による、「池袋出会いカフェ女子大生殺人事件」の裁判傍聴記録を掲載する。 2010年9月26日深夜、女子大生のA子さん(事件当時22歳)が、池袋の出会いカフェ「キラリ」で知り合ったK(29歳・住所不定無職(2011年当時))に、ラブホテルで首を絞められ殺された。Kは、翌日中に知人に付き添われ渋谷警察署に出頭し、容疑を認めた。A子さんを殺害した動機については、「シャワーを浴びている間に財布の中にあった1万円がなくなり、A子さんが盗んだと思い、口論になり、その際A子さんから、『レイプされたと警察に言う』と脅されたため、腹を立て、首を絞め殺した」と供述。裁判では、Kは容疑を認めているため、身上や犯行の非計画性、罪の隠匿など悪質性、心証などの点が争われることに

    池袋出会いカフェ女子大生殺人事件 裁判傍聴記録/要友紀子 - SYNODOS
    allezvous
    allezvous 2013/10/07
    いつも思うけど、殺人の時の情状で、用意周到だと計画的、かっとなって手を出すと短絡的となって、どっちも悪情状になるというのは何なんだろうか。
  • わたしたちの自由はどうやって守られているのだろう ―― 繊細な憲法を壊さないために/憲法学者・木村草太氏インタビュー - SYNODOS

    大好評「高校生のための教養入門」シリーズ。第七回目にご登場いただくのは憲法学者の木村草太先生です。一票の格差問題や憲法96条の改正など、ここのところ頻繁に話題にあがるようになった憲法。いまこそ、改めて憲法がなぜ必要なのか、どんな法律なのかを考えるタイミングなのかもしれません。憲法ってなに? 憲法学ってなにを研究するの? 木村先生にお話をうかがってきました。(聞き手・構成/金子昂) ―― 木村先生のご専門である憲法学はどんな学問なんでしょうか? 憲法学は国家のルールを研究する学問です。 憲法という言葉は、1)国家を成り立たせている国民の頭のなかにあるルールという意味と、2)それを明文化した文書という二つの意味があり、専門的には、1)頭の中のルールの方を「憲法」、2)文書の方を「憲法典」と呼んで区別します。多くの人がイメージする憲法は、後者の「憲法典」の方でしょう。 憲法と憲法典にはズレがある

    わたしたちの自由はどうやって守られているのだろう ―― 繊細な憲法を壊さないために/憲法学者・木村草太氏インタビュー - SYNODOS
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    allezvous 2013/06/24
    良エントリ。/本題とあまり関係ないけど、「「統治の正統性」とは、国民にとってそれが正統な統治として受容される性質」は異端な定義かな。納得しない人にも受け入れさせることが許されるところが肝だから。
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