〈栗山監督が明かした采配論〉「『無謀だ』とはっきり言われることもあります…」それでも “驚きの戦術”を取り入れていくのは何故なのか から続く 【貴重写真で振り返る日本代表】 中継に映りきらなかった村上の“一瞬の安堵”、“北京五輪時代”の若かりしダルビッシュ… WBCまでの代表激闘ビフォーアフターを写真で一気に見る 先日開催されたWBCにおいて、14年ぶりの優勝を果たした日本代表。大谷翔平やダルビッシュ有、村上宗隆など、国内外から有力選手が結集したチームをひとまとめにしたのは、栗山英樹監督の手腕が大きな要因と言えるだろう。いったい栗山監督はどのような考えのもと、チームをまとめあげたのか。 同氏が北海道日本ハムファイターズ監督時代に著した『 栗山ノート 』(光文社)の一部を抜粋し、名将の発想に迫る。(全2回の1回目/ 後編 を読む) ◆◆◆ 江戸時代後期に禅僧や歌人、書家として名を馳せた良寛は