プロ野球とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第40回が4日に行われた。 ワクチン接種やPCR検査陰性証明書を活用して入場制限を緩和する実証実験を今季中に実施する方針で準備を進めている中、プロ野球の斉藤惇コミッショナー(81)は「〝万人〟単位で検証できるということで、社会の一つのデータとして役立つ。私の考えとしては、できるだけたくさんの人を入れて検証することがいいと思う」と話した。 一方で、専門家チームの賀来満夫座長(東北医科薬科大特任教授)は、100%の観客を入れて通常開催できる時期の目安について、個人的意見とした上で「ワクチン接種率が少なくとも90%近く進んでいく、多くの人が軽症のうちにスムーズに抗体カクテル療法などを受けられる状況を作れること、飲み薬が広く普及すること。この3点が変わってくると、ほとんど満員でも(感染者が出ても)重症化することなく、医療体制も逼迫(ひ