山小屋とは何か、その存在意義 山小屋には主に3つの役割があります。 1. 登山者が宿泊・休憩する場所としての役割 2. 遭難救助にあたる役割 3. 登山道を維持・管理する役割 山小屋は単なる施設ではなく、山のインフラでもあります。 山小屋があるからこそ、登山者は安全で快適な登山が楽しめます。 山小屋が抱えている現状の課題 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ゴールデンウィーク中、登山を自粛せざるを得ませんでした。それにより、休業を余儀なくされた山小屋があり、危機的な状況にあります。 1. 売り上げの激減 休業で収入がなくなっている山小屋があります。また、夏以降、山小屋を開けたとしても、三密を避けながらの運営をせざるを得ません。そのため、大幅な宿泊客の減少、それによる収入の減収が予想されます。 2. 固定費の継続発生 山小屋によっては、人件費や地代といった固定費が発生します。収入が激減する中