スタックスのモデルには、大きくわけると、ハイエンドシリーズと呼ばれる丸形のハウジングを使った「SR-009」(実売価格36万8000円前後、別途ドライバーユニットが必要)があり、四角形のハウジングの「SR-507」(実売価格7万3000円前後)、同じ四角形のハウジングを採用した「SRS-4170」(実売価格14万円前後、 ドライバーユニットSRM-006tSとのセット)などがある。 SR-009は発音体自体も異なる最上位モデルだが、SR-507とSRS-4170/3170/2170は発音体などの基本はまったく共通だそうだ(SR-507はヘッドバンド部などが一部異なる)。大きな違いと言えるのは、ドライバーユニットと接続するケーブルの材質だという。 目黒:「スピーカーケーブルによる音の違い以上に、接続ケーブルの材質で音は変わりますね。ヘッドホンは発音体が耳に近いので、違いもより敏感に出ると思い