ニホンウナギの稚魚、シラスウナギの漁獲が好調だ。2019年12月に解禁された今シーズンの水揚げは、1カ月半で5トン強と早くも前シーズン(2018年12月~19年5月)の3.7トンを超えた。中国など東アジア全体で好漁だ。ウナギは2年連続の厳しい不漁による品薄で高根の花になっている。店頭の価格が下がるには順調な漁獲が続く必要がある。【関連記事】ウナギ稚魚水揚げ、はや前年度の2倍に 夏以降値下がりも中国、ウナギ稚魚の取引を規制 業界団体が日本に示す近畿大学、ウナギ人工ふ化成功 4年後飲食店提供へ食卓にあがるウナギの9割以上は、日本や中国、台湾など東アジア沿岸に来た稚魚を捕獲し、養殖池で太らせて出荷する養殖物だ。稚魚の漁期は12月から翌年の5月まで。6カ月~1年半かけて育てる。今シーズンの漁は静岡県や鹿児島県沖など全国的に出足が好調で、
「これ、干しキノコの炊き込みご飯のおにぎりです。1つ50円。適当に食べながらどうぞ」 そう言いながら、取材に応じてくれたのは「未来食堂」店主の小林せかいさん。 東京・神保町のビル地下にある12席の定食屋は、その独自のシステムで注目されている。 店を手伝うと1食タダになる「まかない」、誰かが譲ってくれた「まかない」の権利で食事ができる「ただめし」。 「誰もが受け入れられ、誰もがふさわしい場所を作る」という店のミッションが込められたシステムだが、回していくうちにある葛藤が生まれてくるようになったという。 小林さんはこれを「“正しさ”との戦い」とたとえる。 どういうことなのか、話を聞いた。 未来食堂には、“まかない”と“ただめし”という仕組みがある。”まかない”は、50分間店の手伝いをすると1食分の食券がもらえる。ただめしは“まかない”をした誰かが、自分が食べる代わりに食堂入口に残していった食券
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