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2021年11月23日のブックマーク (1件)

  • 超大質量ブラックホール周囲の分子トーラスの内部構造をすばる望遠鏡の観測で解明

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所は11月19日、超高光度赤外線銀河「IRAS08572+3915」の活動銀河核の中心にある超大質量ブラックホールを取り囲む「分子トーラス」について、そのガス構造内にある一酸化炭素から生じる近赤外吸収線を分光観測して内部構造を調べた結果、(1)分子トーラス内部が連続的なガスではなく、離散的な複数の分子ガスの雲(分子雲)によって構成され、それらが外側に噴出したり内側に落下したりしているような動的構造であること、(2)分子雲が、30~700Kと多様な温度を持つ高密度ガスであることの2点が判明したと発表した。 同成果は、東京大学大学院 理学系研究科/JAXA 宇宙科学研究所 宇宙物理学研究系の大西崇介 大学院生、同 松光生 大学院生、JAXA 宇宙科学研究所・宇宙物理学研究系の中川貴雄 教授、同 磯部直樹 助教らの研究チームによるもの。詳細は、米天体

    超大質量ブラックホール周囲の分子トーラスの内部構造をすばる望遠鏡の観測で解明