■旋律に「愛」を託して 異能のコントラバス奏者、と呼ぶべきか。京都市交響楽団のメンバーとして活躍する一方、音楽動画のYouTube配信、人気ロックミュージシャンとのコラボレーション、さらには作曲家としての活動まで。まるで万華鏡のように多彩な音楽を創造するJuvichan(ジュビちゃん)について、語るべきことは数多い。 けれど、あえてひとつの言葉に集約するならば、それは「愛」ということになるのかもしれない。音楽を愛し、自分自身を愛し、今を生きるこの瞬間を愛すること。 自分の才能に、自分という人間に、気づいたその日から、愛を奏でるその旋律は、彼女の人生の歩み、そのものの響きになった。 ■音楽への夢、現実の壁 音楽の芽生えは、家にあったクラシックのレコード全集だった。 「小学校に上がるころには、ベートーヴェンの交響曲第5番をひと通り覚えたくらい、クラシックが大好きでした」。 生まれは神奈川県横浜
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