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ブックマーク / nonsavoir.com (2)

  • 尹雄大(ユン・ウンデ) 公式ウェブサイト

    2011年9月8日掲載 尹 : いま森田さんは「たくらみゼミ」や「数学の演奏会」などを通じて、全国各地で数学おもしろさを伝えています。ときに言語の成り立ちや仏像のたたずまいを通じて、数学の世界について語るなど、たいへん刺激のある内容です。 今回は改めて、森田さんと数学との出会いを尋ね、世界の鮮やかさと出会えるような内容になればと思っています。それにしても僕がワークショップでいつも感じるのは、森田さんの衒いなく真理を探求しようという真摯さです。 森田 : 高校生のときに思ったことがあって、それは真理というのは、哲学のような言葉だったり物理の数式のようなもので書けるといった考え方があるけれど、そうじゃなくて“真理は生きられるものだ”。 つまり真理は書き出されるものじゃなく、生きられるものだから、僕は真理を生きなきゃいけない。生きて行く時間の全体が自分にとって「これが真理なんじゃないか」

    altocicada
    altocicada 2011/09/13
    日本人である僕らからすると、身体的な知性と頭脳的な知性が切り離せないという感覚は、すごくあると思うんです。だって、空海がメタボで腰痛持ちとかだったら嫌じゃないですか(笑)。
  • 尹雄大(ユン・ウンデ) 公式ウェブサイト

    尹 : 学部の中途から数学科に移ったということですが、かなり珍しいケースだと思います。自身に数学のセンスがあると思っていました? 森田 : たぶん大丈夫だろうと思ってました。僕は幼い頃からケガをして号泣していても、親に足し算の問題を出されたら泣き止んでいたらしいです。とにかく数とか抽象的なことが大好きだった。 でも、中学、高校あたりから数学が嫌いになってしまった。教えられる内容は範囲も解き方も決まっていて、おもしろみを感じない。そんな僕に、数学の面白さを教えてくれたのが、やっぱり鈴木健さんだったんです。 いまでも忘れませんが、2005年のクリスマス。お互い予定もなく(笑)、仕事が終わった後に小さなバーに行ったんです。そこで、健さんがノートを開いて、集合論のレクチャーをしてくれた。 尹 : バーで集合論なんて、ちょっとすてきな話ですね。 森田 : そのとき健さんが話してくれたのは、

    altocicada
    altocicada 2011/09/13
    死なない感覚があって、人は初めて本当にしたいことができるんだと思います。  ようは遠慮してしまうわけですよ。本当は数学をすごくやりたいんだけど、「人生有限だしな」と遠慮して次善を考える。
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