「欧米の某国」とのことですから、必ずしも英国ではないかもしれませんが、いずれにせよ、ヨーロッパで英語が使われるとしたら、基本的にはイギリス英語になります。そして、あなたはアメリカ英語の影響が圧倒的に強い日本で英語教育を受けてきたために、ずっとアメリカ英語が「世界の英語だ」と思われているのかもしれませんね。 イギリス英語では、アメリカ英語なら can を使う場面で may を使うことがたいへんに多いものです。これに慣れないうちは、堅苦しい感じをうけたり「見下されている」ように思ったりするかもしれませんが、これはごく普通の表現であり、けっして見下しているわけではありません。むしろ丁寧な表現であって、「能力をあらわす」以外の場面で can を使うとぞんざいに聞こえるものです。ヨーロッパから見たアメリカ英語とアメリカ人は、とても「ぞんざいな、品のないもの」に感じられるものです。 この may に慣