タグ

columnと考察に関するamayanのブックマーク (2)

  • 浅田彰【「J回帰」の行方】

    2000年になって振り返ってみると1990年代の日文化を「J回帰」という言葉で特徴付けられるのではないかと思う。J? JAPANのJである。 それは「J‐POP」というネーミングから始まった。中身は「洋楽」に対して「邦楽」と呼ばれていたものと大差ない。ただ、「J‐POP」というと、いかにもポップな、しかし日的で身近な感じがする、というわけだ。それに追随したのが「J文学」である。「渋谷系」の若者の、ポップな、しかし背伸びすることのない等身大の生活を描いた「クズ小説」(秀実)の類が、このネーミングによって一躍脚光を浴びることになったのである。 知的な領域で起こった日回帰現象もそれと無縁ではないだろう。たとえば、90年代の論壇・文壇で活躍した福田和也の場合。彼は、フランス文学研究者だった頃から、フランス人の隠したがる対独協力文学者を研究するといった批評的な悪意を持ち合わせていた。だが、パリ

  • 日本のSNS利用はもう限界なのか

    SNS(ソーシャルネットワーキングサイト/サービス)のユーザー加入数が頭打ちになってきており、また、その利用時間も減少気味であるという。mixiなど2004年初めから日でも開始されたSNSだが、2006年をピークにその利用は峠を越してしまったのだろうか。 つながり重視の日SNS 海外の研究者と共著でSNSに対する考察を書いている。日韓国、米国でSNSというサービスが社会的にどのようにとらえられ、またユーザーはどのような利用行動をとっているのか、各国で異なるSNSサービスに求められる特徴とは何か、といった議論をしている。 それぞれ手元にあるデータや、対象とするSNSの仕様そのものが異なっているため、3カ国(論文では日韓2カ国の比較が中心となる予定)の完全な比較は難しい。だが、ほかの著者らとのやり取りを通じて感じているのは(きわめて粗っぽい仮説だが)、日におけるSNSは人と人の「つ

    日本のSNS利用はもう限界なのか
  • 1