分け入っても…本の山 県立図書館で書庫“探検” 滋賀 - MSN産経ニュース普段は立ち入ることのできない図書館の地下書庫を見学するイベント「冬の地下書庫探検隊」が１１日、大津市瀬田南大萱町の県立図書館で開かれ、親子連れら約６０人が大量に並ぶ書物を眺めて楽しんだ。 県立図書館は地上３階から地下４階まであり、約１２６万冊を所蔵。地下書庫は湿度が一定になるよう空調を管理しており、歴史的な価値が高い本や古くなり閲覧できない本などを保存している。 イベントでは、約４７万冊が並ぶ地下２階（約１３００平方メートル）の書庫を見学。参加者はひんやりとした空気の中を歩きまわり、文学全集や絵画集などの貴重な書物に見入っていた。 大津市の小学３年、上木信哉君（９）は「図書館には毎月４回くらい来ているけど、地下書庫に入ったのは初めて。古そうな本がたくさんあってびっくりした」と目を輝かせていた。
