楽天でつくるネットサービス、今回は楽天市場や楽天銀行のプロデュースを手がける羽柴美緒さんにお話を伺った。いまや1300人もの社員を抱える楽天。「社員番号がちょうど100番なのですよ」と言う羽柴さんが見てきた楽天のサービス企画・運営の裏側とは。 「ここまで新入社員に任せてもらえるとは」──100人目の社員の体験 「お恥ずかしい話なのですが、楽天に入った当初は『ブラウザ』という言葉も分からなくて……」。羽柴さんは笑いながらそう話す。羽柴さんが前職を辞めて楽天に転職したのは2000年。まだ社員が100名にも満たないときだった。 前職は北海道のテレビ局でリポーターをしていた。テレビ局では3年間勤めたが、契約が切れるのと同時に退社。しばらくぶらぶらしていたときに相談したのが、高校のときの同級生だった。 「うちの会社、人が足りないんだよ。うちに来たらいいよ」と誘われた。何をしている会社なの、と聞くと「
![「私にできるのかな……」 楽天スーパーポイントを立ち上げた元リポーター──羽柴さん](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3bb27d59a74c76a03b9aa2273aec68198be182ea/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbizid%2Farticles%2F0712%2F03%2Fks_rakuten3_1.jpg)