中国共産党(以下、中共)政府外交部(外務省相当)の元報道官・新聞司副司長である趙立堅(ちょう・りつけん、50)氏は、辺境海洋事務司に異動し、このほど、中国とベトナムの辺境で境界標にペンキ塗りをする姿が話題になった。 中国SNSウェイボー(微博、Weibo)ユーザー「可愛多趙蜀黍」は9日、趙氏が中国とベトナムの辺境付近の広西チワン族自治区東興(とうこう)市で視察する姿が映った、一連の写真を投稿した。濃色のジャケットとズボンに身を包んだ趙氏は、集団の先頭に立ち、境界標にペンキ塗りをしていた。 一件はネットユーザーの間で話題になった。趙氏の以前の発言「こっそりと喜んだらよい(偸着楽吧)」を皮肉りながら「これは会議に出席せず、こっそりと喜んでいるんだな」とのコメントがあった。「辺境視察する趙立堅。スピーカーから番犬になったね」とのコメントもあった。 趙氏は中共外交部報道官を務める間で、中共の横暴非