17日午前5時20分頃、愛知県南知多町山海の海岸で、釣りをしていた名古屋市名東区貴船、会社員丹羽文彦さん(42)が海に転落、約2時間後に沖合50メートルの海中で心肺停止の状態で発見された。
17日午前5時20分頃、愛知県南知多町山海の海岸で、釣りをしていた名古屋市名東区貴船、会社員丹羽文彦さん(42)が海に転落、約2時間後に沖合50メートルの海中で心肺停止の状態で発見された。
昨年11月、関西地方の閑静な住宅街。その晩、中学2年生のマミ(14)は午後9時を過ぎても帰ってこなかった。不安になった母親(51)は、車で深夜の街を走り回った。 ほどなく目に飛び込んできたのは、男女3人に両脇を抱えられながらフラフラになって歩く娘の姿だった。 「何してるの!」。声をかけると、4人は一斉に逃げ出した。近くを通りかかった警察官に一緒に捜してもらい、ようやく駅前のコンビニエンスストアのトイレで捕まえてみると、娘の目は腫れ上がり、転倒したのか体はアザだらけだった。 家に連れ戻し、ぐったりと死んだように眠るマミの枕元でカバンをあさってみた。出てきたのは4枚の写真。娘と同世代の少女たちが写っているが、誰一人として知った顔がない。パイプや、ビニール袋に入った草も写っていた。「その時点でも、それが大麻だとは夢にも思わなかった」と母親は振り返る。 マミら女子中学生5人が逮捕されるなどした大麻
アイスホッケーは20世紀に入って急速(きゅうそく)に広まった、比較的(ひかくてき)新しい競技(きょうぎ)ですが、スピード感と力強さにあふれ、寒い地域(ちいき)では大変人気のスポーツです。日本では女性や子供のチームも活躍(かつやく)しています。今回はアイスホッケーについて調(しら)べてみましょう。(2006年3月31日)[全文へ]
【ロサンゼルス=飯田達人】妊娠後期の女性にも中絶手術をすることで知られていた米カンザス州のジョージ・ティラー医師(67)が31日朝、同州ウィチタの教会内で、日曜礼拝が始まった直後に侵入してきた男に射殺された。男は車で逃亡したが、約3時間後に同州内で逮捕された。 AP通信などによると、男はスコット・ローダー容疑者(51)。詳しい動機は不明だが、ティラー医師は、21週目以降に入った妊娠後期の女性に対しても、「女性に選択権がある」として、中絶手術をいとわなかったことで全米的に知られていた。米国では妊娠中絶は原則的に合法だが、道徳的な反発は強い。このため、中絶反対派から激しい非難を浴び、両腕を撃たれたり、自分の診療所を爆破されたりしたこともあった。 オバマ大統領は「ショックで怒りを覚える。中絶のように賛否が鋭く対立した問題であっても、暴力に訴えるのは間違っている」とする声明を出した。
財団法人「文字・活字文化推進機構」は2日、今年からスタートする「言語力検定」の概要を発表し、第1回の検定は10月17日~11月15日に行うことを明らかにした。 発表にあたって、資生堂名誉会長で同機構の福原義春会長は「活字離れは、思考の短絡化につながる。読む力、考える力を育てるためにも、思考過程を重視するこの検定は必要なもの」と語った。 検定は、文章や図表を正確に理解し、自分の考えを論理的に表現できるかを測る。6級(小学3、4年レベル)から1級(大学卒業以上)の6段階で、今年は3級(高校)と4級(中学)を実施し、ほかの級は来年以降スタートさせる。 受検できるのは学校や学習塾などの団体単位で、申し込み期間は6月15日~9月18日。検定料は3000円。問い合わせは同機構(03・3511・7305)。
定住外国人 日本語教育の支援も課題だ(3月13日付・読売社説) 雇用状況が悪化する中で、日系ブラジル人などの外国人労働者の解雇が相次いでいる。授業料が払えないために南米系外国人学校に通えなくなった子供たちも増えている。 政府は内閣府に定住外国人施策推進室を設置し、当面可能な教育施策や雇用対策をとりまとめ、総合的な支援に着手した。 与党のプロジェクトチーム(PT)が近くとりまとめる追加の緊急雇用対策にも、外国人支援策が盛り込まれる予定だ。 関係省庁や自治体が連携して、迅速に対応すべきだ。 日本で生活するブラジル人は31万人、ペルー人は6万人いる。1990年の入管法改正で日系3世までは就労可能な法的地位が与えられるようになり、急増した。 最長3年の滞在に限られる外国人研修・技能実習生の中国人などとは異なり、家族と共に来日して永住資格を取得した人も多い。 静岡県浜松市など日系人の多い全国8地区の
乳幼児期に親からよくほめられる子供は、他人を思いやる気持ちなどの社会適応力が高くなることが、科学技術振興機構の長期追跡調査で明らかになった。育児で「ほめる」ことの重要性が、科学的に証明されたのは初めて。3月7日に東京都内で開かれるシンポジウムで発表する。 筑波大の安梅勅江(あんめときえ)教授(発達保健学)らの研究チームは、2005~08年、大阪府と三重県の計約400人の赤ちゃんに対し、生後4か月、9か月、1歳半、2歳半の時点で成長の度合いを調査した。調査は親へのアンケートや親子の行動観察などを通して実施。自ら親に働きかける「主体性」や相手の様子に応じて行動する「共感性」など、5分野25項目で評価した。 その結果、生後4~9か月時点で父母が「育児でほめることは大切」と考えている場合、その子供の社会適応力は1歳半時点で明らかに高くなった。また、1歳半~2歳半の子供に積み木遊びを5分間させたとき
今月6日、秋田市の県動物管理センターで、県内で保護された犬18匹と猫18匹の殺処分の現場に立ち会った。 中には、やつれた体で6匹の子犬に授乳していた母犬もいた。前日まで職員が譲渡先を探したが、見つからなかった。 午前10時過ぎ、操作室で職員がボタンを押すと犬舎の壁が少しずつ動き出した。さっきまで吠え続けていた犬たちは一斉に鳴きやみ、小さなハコの中に追い込まれていく。 「耐えられる?」と加沢敏明所長が心配して声をかけてくれた。「ペットとして飼われていたこの子たちの最期を看取(みと)る責任が人間にはある」。加沢さんの言葉を支えにした。 炭酸ガスが送り込まれ、約20秒で犬たちは意識を失い始め、約50秒後、最後の秋田犬が天を仰ぐように首を持ち上げて、倒れ込んだ。 別室では、あの母犬と子犬たちが麻酔注射による処置を受けていた。成犬は通常、ガスで処分されるが、最期は母子でとの職員の精いっぱいのやさし
◇ 市民の皆さん。私は今日、我々の前にある仕事に対して謙虚な気持ちを持ち、皆さんから与えられた信頼に感謝し、我々の祖先が支払った犠牲を心に留めながら、ここに立っている。ブッシュ大統領の我が国への奉仕、並びに彼がこの政権移行の間見せた寛容さと協力に感謝する。 今これで44人の米国人が大統領就任宣誓を行った。宣誓は、繁栄の高まりのときや、平和で静かなときに行われたこともあった。しかし、しばしば、暗雲が立ちこめるときや荒れ狂う嵐のときにも行われた。こうした時、米国は、指導者たちの技巧や考え方だけに頼ることなく、事態を乗り越えてきた。なぜなら我々人民は祖先の理想に忠実で、建国の文言に正直であったからだ。 それは今もそうあり続けている。この世代の米国人も同様だ。 我々が危機の最中にあることは、今やよく理解されている。我々の国家は、大きく広がる暴力と憎悪のネットワークを相手に戦争を行っている。我々の経
自閉症などの広汎性発達障害を抱える幼児に対する治療教育(療育)は、グループで行うとコミュニケーション能力の発達が大きく、個別指導では着替えや片付けといった基本的な生活技能の向上が大きいことが、東大病院こころの発達診療部の調査で明らかになった。 調査は、広汎性発達障害の幼児38人(3~6歳)とその母親が対象。療育の指導は、同診療部の心理士や言語聴覚士が担当した。 まず6か月間、年齢や発達水準が近い3~5人がひと組になり、毎月2回、2時間程度、グループでの運動やカードを使った学習などに参加。その後6か月間、2か月に1度、子供の生活技能に応じた課題に取り組んだり、母親の相談に乗ったりする個別指導を1時間半行った。 各6か月間の前後で、能力、技能の伸びを評価。コミュニケーション能力は、▽名前を呼ばれればわかる▽他人の動作をまねる▽誘われれば遊び仲間に入れる――などの項目を調べ、平均的な発達年齢に換
(9) 目指せ世界の難関大学 最初から世界の難関大学を目指す中高一貫校が生まれた。 「僕は、日本のためにもおめでとうと言いたい。20、30年すれば、この中から世界的に活躍する人が生まれるでしょう」 今春、広島市に開校した私立AICJ中学校の入学式で、評論家の竹村健一さん(76)が新入生144人に語りかけた。教育理念に共感し、同中を運営する学校法人AICJ鴎州学園の理事長を務める。 同中は「国際的なエリート育成」をうたう男女共学校。AICJは「国際社会のための日本の学校」という意味の英語の頭文字だ。来春には中高一貫校となる。授業は、国語と社会以外、英語で行う。新入生は春休みの2週間、外国人教師による準備授業で英語を学んだ。 約500人の志願者の中から選ばれた新入生には、開成(東京)、ラ・サール(鹿児島)など、有名校に合格した生徒もいる。 「国際的な弁護士を目指します」「NASA(米航空宇宙局
京都市立小、中、総合支援学校に通う児童生徒のうち、外国籍の子どもとほぼ同数の1158人が、親が外国人など外国にルーツを持つことが、市教委の調査で明らかになった。こうした子どもたちの多くは日本で生まれ育ったか、幼少期に来日したため、日常生活での日本語には不自由しないが、日本語も母語も考える言語として身に着いていない深刻な課題を抱えているという。解決策を探る学校現場を訪ねた。(梶多恵子) 市立池田小(伏見区)の日本語教室。大菅佐妃子教諭(43)が物語を読み上げ、4年生の児童2人が熱心にテキストを目で追う。ところが、感想を求められると、ノートを前に手が止まりがちに。大菅教諭は児童の横で「この部分はどう思うの」と質問をしたり、「字が上手になったね」と褒めたりしながら、少しずつ書かせていった。 日本語教室は、市教委が中国帰国・外国人児童生徒らが多い8小学校、6中学校に設置。同小では1995年に始まり
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