「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が、京都の劇団・ヨーロッパ企画の舞台劇「サマータイムマシン・ブルース2003」を映画化したSFコメディ。 うだるような暑い夏の日、SF研究会の男だけのメンバー5人はグラウンドで野球に興じていた。その様子を同じ部室を共有するカメラクラブの女性部員が撮影している。野球を終えて、いつものように銭湯へと向かうSF研。そして、暑い中をおんぼろクーラーがある部室へと戻ってきた。ところが、大切なクーラーのリモコンを壊してしまう。翌日、いつものようにメンバーが部室を訪れると、そこには見慣れない乗り物らしき物が置かれていた。「タイムマシンか~」などと冗談を言いながら、ひとりを無理やり乗せ、レバーを下げると乗り物は消えてしまった。それは本物のタイムマシンだったのだ! 「とりあえず昨日に戻って、壊す前のリモコンを持ってこよう」なんて軽い気持ちで盛り上がるメンバーだったが、昨