『あだち勉物語』~あだち充を漫画家にした男~ ありま猛/あだち充 1970年代初頭――― 漫画の黄金期、その前夜。 あだち充19歳。 あだち勉23歳。 ありま猛16歳。 まだ何者でもなかった漫画少年3人の 破天荒な共同生活が今始まろうとしていた。 あだち充を漫画家にした男・実兄あだち勉を中心に 漫画に人生を懸けた男たちの青春群像劇を 『連ちゃんパパ』のありま猛が描く! 前代未聞の実録漫画家青春物語。
「オーバーツーリズム(観光公害)」について、官民が連携してつくる団体「霊峰富士保存会」は23日、富士山を原寸大で描いた幕を全国に設置する対策試案を発表した。富士山とその周辺地域に殺到する外国人観光客の人流を分散させるだけでなく、各地の「ご当地富士山」を通じて観光資源に乏しい地域の活性化につなげたい考えだ。 新型コロナによる入国制限が解除されて以降、富士山周辺には登山や撮影を目的とする観光客が殺到。美しい写真が撮れる撮影場所の情報がSNSを通じて拡散されたことで、付近の住民が騒音など迷惑行為の被害をうったえる事例が相次いでいる。 コロナ禍以降の富士山観光について、団体では検討を重ねてきたが、20日に行われた会合で「富士山が日本に1つしかないことが問題だ」とする意見で一致。対策として、全国各地に富士山を設置して観光客の分散化を図ることを決めた。 実際に富士山を造成するには、膨大な予算と時間がか
「仕事に疲れて休みの日もスマホばかり見てしまう……」「働き始めてから趣味が楽しめなくなった……」。そうした悩みの根本を読書と労働の歴史から解き明かし、発売1週間で10万部を突破した『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆 著)。 その刊行を記念して、芸人・YouTuber・ラジオパーソナリティとして活動しながら、ドラマや映画などのコンテンツを紹介している大島育宙氏と、著者の三宅氏が対談。エンタメ業界に身を置く大島氏から見た「働いていると本が読めない」社会の実態とは? 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書) 忙しすぎて本が読めない現代人 三宅 この書籍の元になる連載がはじまったとき、大島さんがラジオでいち早く紹介してくださって、とても嬉しかったんです。実は私、大島さんとほぼ同い年で、勝手に親近感を持っています(笑)それもあって、今日このように対談させてい
お台場横にあり、まるで「墜落した宇宙船」のようだと評判の建物。行政の施設でありながら、なんと“20年以上休館中”だと言います。昨年、ネット上で解体の可能性がささやかれましたが、今も建物は残っています。管理する東京都港湾局を取材しました。(朝日新聞デジタル企画報道部・朽木誠一郎) りんかい線の国際展示場駅から徒歩で約10分のところにある建物。周囲は立ち入り禁止の柵で囲まれ、特に何の説明もありません。 見かけた人からは「まるで墜落した宇宙船のよう」などと評判になっていました。最近は近づく道も封鎖され、窓にはヒビ、外壁は破損してネットがかけられています。 建物を管理するのは東京都港湾局。これは『共同溝展示館(通称・K-MUSEUM)』という展示館でした。 共同溝展示館は、1997年4月に開館。96年に開催予定だった世界都市博で公開されるはずでしたが、都市博自体が中止に。利用者数の低迷などが理由で
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