県内の新型コロナウイルス感染者のうち無症状の人の滞在先として、佐賀市内の民間ホテルを確保したことを21日山口知事が明らかにしました。 21日県議会の臨時議会で山口知事は、県内の感染者の中で無症状で入院している患者が滞在する施設として、佐賀駅北側にある「アパホテル佐賀駅前中央」の約230室を確保したことを明らかにしました。 山口知事:「特に感染症指定医療機関においては、重症や中等症などの患者の治療に力注げるため医療現場の疲労感を少しでも軽減できるものと考えている」 現在県内では15人の感染者が入院していて、山口知事は、早ければ今週からこの中で無症状の患者をホテルに移送する準備を始めていくとしています。 21日から3日間の臨時県議会は各委員会の委員の選任のために開かれていて、議員全員がマスクをする他、県執行部は必要最小限の人数が出席しました。 県は、来月にも臨時県議会を開き、10億円ほどを見込