NTT東西は2017年4月6日、INSネットのディジタル通信モードの提供終了時期を2024年初頭に後ろ倒しすると発表した。2025年頃に維持限界を迎える加入電話網(PSTN)をIP網に移行することに伴う措置で、これまでは「2020年度後半に終了予定」と案内していた。当面の対応策として、既存のISDN対応端末を使い続けながらデータを送受信できる「メタルIP電話上のデータ通信」(補完策)も2024年初頭に提供する予定である。
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NTT東西は2017年4月6日、INSネットのディジタル通信モードの提供終了時期を2024年初頭に後ろ倒しすると発表した。2025年頃に維持限界を迎える加入電話網(PSTN)をIP網に移行することに伴う措置で、これまでは「2020年度後半に終了予定」と案内していた。当面の対応策として、既存のISDN対応端末を使い続けながらデータを送受信できる「メタルIP電話上のデータ通信」(補完策)も2024年初頭に提供する予定である。
主な移行先としては、(1)IP電話を使ったデータ通信サービスである「ひかり電話のデータコネクト(以下、データコネクト)」、(2)「フレッツ光」などのベストエフォート型のブロードバンド通信サービス、(3)「フレッツ・VPN」などのIP-VPNサービス、(4)LTEや4Gなどの無線通信(モバイル)、(5)ISDNとIPの通信を変換するアダプターや、NTTが検討中のメタル回線を使ったデータ通信サービス──が挙げられる。わかりやすいようにNTTのサービスを例として挙げているが、(2)~(4)は他の通信事業者も同様のサービスを提供している。 (1)~(4)でIP網へと移行すると、ISDN端末はそのまま使えないのでIP対応の端末に変更する必要がある(図2)。(5)の変換アダプターを利用する場合には、現在使用しているISDN機器をそのまま使い続けられる。メタル回線を使ったデータ通信サービスなら変換アダプ
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