F: 彼はストーリー上のキーマンでありながら、その姿は冒頭にほぼシルエットで登場しただけで、結局のところ動機も本当の人物像なども明かされていません。警視庁の松井刑事の捜査活動を通して、断片が暗喩されるだけで、全編「死んだまま」でした。 後藤隊長は「何をしなくても湾岸一帯が壊滅、阻止したとしても方舟を失ってバビロンプロジェクトは後退」であるとして、「あいつが飛び降りた時に、本当の勝負はついていたのかもしれん」と話しています。 HOSの問題が発覚した段階で、篠原重工と政府の協議によって、HOSにアップデートした全レイバーは、それ以前のOSに書き戻す「ダウングレード」処理(表向きはHOSの新バージョンへの無償更新)が行われました。それに関しても「書き換えなんてお手軽な方法で決着がつくなら、帆場が自ら命を絶つ必要はなかった」とも言っています。 事実その通りであり、後のMITの分析でも「バックアップ
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