中国・安徽(Anhui)省合肥(Hefei)の病院で、大手乳製品メーカー三鹿集団(Sanlu Group)が製造・販売した粉ミルクに含まれていたメラミンの汚染被害に遭った乳児を診察をする看護師(2008年9月16日撮影)。(c)AFP 【9月16日 AFP】中国各地で粉ミルクを飲んだ乳児が腎臓結石を発症する事例が相次ぎ、2人が死亡した事件で、ミルクを汚染していた有害物質メラミンが22社、計69ブランドから検出された。16日、国営中国中央テレビ(CCTV)が発表した。 中国政府は同日、メラミン汚染が検出された全ブランドの販売禁止を命じた。CCTVでは「乳製品の安全性を確保するため、政府の関係省庁は該当製品の撤収、封印、回収、処分を開始した」と報じた。 前週発覚した同事件では、乳児1200人に健康障害が確認されているが、これまでは大手乳製品メーカー三鹿集団(Sanlu Group)が製造・販売