メキシコ麻薬密売組織「シナロア・カルテル」の最高幹部、「エル・チャポ」ことホアキン・グスマン受刑者が同国アルティプラーノの刑務所から脱走した際に使ったとみられるトンネルの出口とみられる穴(2015年7月12日撮影)。(c)AFP/YURI CORTEZ 【7月12日 AFP】(一部更新、写真追加)メキシコ治安当局は12日、麻薬密売組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」の最高幹部で麻薬王として知られる「エル・チャポ(El Chapo)」ことホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)受刑者(58)が、メキシコ市(Mexico City)郊外の刑務所から脱走したと発表した。グスマン受刑者の脱獄は2001年に次いで2回目。 国家公安機構の声明によると、グスマン受刑者はメキシコ市の西方90キロに位置するアルティプラーノ(Altiplano)の刑務所に収容されていた。同受刑