・・・とタイトルに書いたが、私自身、実はこの先が分らない(分っていたら、今頃、大金持ちになっている)。このトピックについて、「英国ニュースダイジェスト」(ウェブでは30日発行)に書いたのだが、丁度1週間前に原稿を出してから、英住宅金融ブラッドフォード&ビングリーが国有化されてしまったし、米国では政府の7000億ドルの金融安定化法案を下院が否決してしまった。(後者は税金でなく、民間資金を使うべきというある米議員の映像が日本のテレビで出ていた。) 何だか世界中の金融機関の動きが恐ろしいまでにつながっていて(互いが互いのビジネスを保証していたり、債権を持っていたり、リスキーだがリターンも大きい金融商品を大量に保有していたり)、どの国もそれぞれに大きな影響が出てきそうだ。あまりおどかしたくはないが、良いニュースがない。右上の写真はエコノミストの表紙で、これも脅しっぽい雰囲気が出ている。 東京・有楽