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ブックマーク / ukmedia.exblog.jp (10)

  • リーマンブラザーズの破綻と英国経済への影響 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    ・・・とタイトルに書いたが、私自身、実はこの先が分らない(分っていたら、今頃、大金持ちになっている)。このトピックについて、「英国ニュースダイジェスト」(ウェブでは30日発行)に書いたのだが、丁度1週間前に原稿を出してから、英住宅金融ブラッドフォード&ビングリーが国有化されてしまったし、米国では政府の7000億ドルの金融安定化法案を下院が否決してしまった。(後者は税金でなく、民間資金を使うべきというある米議員の映像が日テレビで出ていた。) 何だか世界中の金融機関の動きが恐ろしいまでにつながっていて(互いが互いのビジネスを保証していたり、債権を持っていたり、リスキーだがリターンも大きい金融商品を大量に保有していたり)、どの国もそれぞれに大きな影響が出てきそうだ。あまりおどかしたくはないが、良いニュースがない。右上の写真はエコノミストの表紙で、これも脅しっぽい雰囲気が出ている。 東京・有楽

    リーマンブラザーズの破綻と英国経済への影響 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    anhelo
    anhelo 2008/10/03
    サブプライムローンの悪化の影響、イギリス中心の年表2008年9月まで
  • 毎日新聞の謝罪 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    毎日新聞が「Wai Wai」で不適切な記事が掲載されていた件で、謝罪し、検証結果を20日付で紙面とウェブに掲載した。 http://www.mainichi.co.jp/home.html#02 思わず読みふけってしまったが、「悪いところは摘出しました」という感じで、やはり、読者に向けてのメッセージとしてはこういう風になってしまうのだろう。 いろいろな方がいろいろな感想を持つのだろうし、パーフェクトな謝罪・検証はないかもしれない。それでも、毎日自身がそう思っているというよりも、「読者があるいは世間がそう受け止めているから」ということで、書かざるを得ない表現もあったと思う。 ・・・と前置きをしてからだが、謝罪や検証記事を読んで、疑問を持つ、あるいは違和感を感じた点は結構多かった。 まず、「海外に出た」こと自体が1つの問題であったかような文脈だ(そうせぜるを得なかった事情は理解できるけれども)

    毎日新聞の謝罪 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    anhelo
    anhelo 2008/07/21
    毎日新聞Waiwai。海外読者が読みたがる記事と日本の読者がおもしろがるのは違うかもしれないが、倫理規定や根幹部を変えてはいけない。海外向けにことさら日本の良い面強調or悪い面や困惑事実は報道しない事もいけない
  • ロンドン無料紙の株主が失踪、WSJ, リンゼー・ホーカー、ヴェリタス  | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    ロンドンの無料紙「シティーAM」の大株主の一人で、現在は米国籍になっているがラトビア出身のビジネスマン、レオニド・ロゼツキン氏が、失踪中だ。ラトビアに休暇で里帰りしているところだったが、ここ1週間ほど姿が見えなくなっているという。滞在中の住居や車の中に血痕があった、とインディペンデント23日付が伝えていた。 41歳のロゼツキン氏はもともとロシア生まれ。最後に目撃されたのは16日。 マイスペースに載っている情報によると、ロサンゼルスの映画制作会社も所有している人物だ。 インディペンデントによると、ロシアのプーチン大統領を批判していたという。最後に姿が目撃されたのは、ゲイ・クラブ前まで連れて行った、タクシーの運転手だ。ラトビアの内務大臣によると、氏の身柄が見つかっていないので何の証拠もないが、と前置きした上で、「他殺の可能性もある」としている。単なる陰謀説でまったく何の根拠もない話なのかもしれ

    ロンドン無料紙の株主が失踪、WSJ, リンゼー・ホーカー、ヴェリタス  | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    anhelo
    anhelo 2008/03/25
    ロンドン無料紙シティーAMの大株主が里帰りのラトビアで失踪、滞在中の住居や車の中に血痕。ロシア生まれだが、プーチン大統領を批判していた
  • 「くじ」で生徒を選ぶ英イングランドの学校 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    英イングランド地方では、評判の良い学校にわが子を入学させるための親同士の競争が毎年熾烈化している。 全ての児童に教育の機会を均等にかつ公正に与えることを目指す政府は、昨年、貧富の差や親の職業によって児童が入学上の不利益を得ないようにするための方針をまとめた「学校入学規約」を策定し、これを受けて、複数の自治体が定員以上の入学希望者があった場合などに、くじ引き制度を導入している。 くじ引き?これはあまりにも変なのではないか?という疑問から、教育の機会均等をめぐって試行錯誤を続けるイングランドの教育事情を「英国ニュースダイジェスト」最新号に書いた。くじ引き導入は、「公正さ」を何とか実現するための苦肉の策だった。 (何故イングランド地方なのか?と疑問に思われる方のために付け加えると、英国はイングランド・ウエールズ地方、北アイルランド、スコットランドの教育体制はそれぞれ別になっている。最近新聞を賑わ

    「くじ」で生徒を選ぶ英イングランドの学校 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
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    anhelo 2008/02/12
    イングランドの教育事情。児童は評判の学校だとくじ引きではいる
  • マデリンちゃん事件の経過と背景 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    ポルトガルで失踪したマデリンちゃん事件は、まだまだこちらではトップニュース扱いだ。今日、モロッコで似ている少女が目撃されたが、別人だった、とのこと。(ミャンマーの旧首都ヤンゴン市内で起きた反政府デモの鎮圧を巡る事態も非常に大きなニュースになっているが。英国ではミャンマーでなく「ビルマ」という。現在の軍事政権の正当性を認めていないことを示すものだ。日は「ミャンマー」。) 「英国ニュース・ダイジェスト」最新号にまとめたものをたよりに、マデリンちゃん事件を振り返ってみたい。一部の高級紙は、この事件を「大衆のヒステリア」と呼んでいる。ダイアナマニアをほうふつとさせるようで、公衆の面前で感情をあらわにすることは「正しくない」と考える一部知識人からすると、マデリンちゃん事件への熱狂は見苦しいものに見えるのだろう。 この事件がドラマチック、あるいはユニークなのは、娘を探していた両親が容疑者となってしま

    マデリンちゃん事件の経過と背景 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
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    anhelo 2007/09/27
    マデリンちゃん事件の経過と背景、イギリスでは未だにトップ扱いでミャンマーの事件より上らしい
  • イラク 英兵1000人以上が脱走: BBC | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    BBCでイラク関係の記事2つが目に付いた。 1つは、イラク戦争開戦後、英兵1000人以上が脱走している、という記事だ。 2005年では377人が脱走し、現在居場所は不明。今年は189人が既に脱走した。 BBCの調べでは1000人以上が脱走しているとのことだが、政府の正式な数字では900人。英軍部隊はイラクに現在約7500人いる。 国防省は脱走兵の数が増加しているのかどうかに関して詳細な数字を取っていないそうだが、労働党議員ジョン・マックドネル氏が議会で述べたところによると、この3年間で増えている。 議員が発言したのは、現在、海外勤務を断った場合、何らかの罰側を与えるかどうかを議論しているためで、最悪の場合は終身刑が課される場合もある。(ここまで読んで疑問が沸くのだが、どことなく、「脱走」といっても、軽い感じがするのだが。「非国民!」ということで、近所の人などからバッシングにあわないのだろう

    イラク 英兵1000人以上が脱走: BBC | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    anhelo
    anhelo 2006/06/01
    イラクには行きたくないと
  • 外国人嫌いの中の風刺画 デンマーク | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    雑誌「新聞研究」(日新聞協会出版)5月号が、欧州を中心とした風刺画事件の背後の要素を分析した記事を数掲載している。欧州全体の話と、フランス、ドイツ、デンマークの事情だ。 私はそのデンマーク分を担当したが、特にフランスの事情が書かれてある「大きな暴動には発展せず」の記事(産経新聞の山口昌子さん執筆)には、目からうろこが落ちる思いがした。「イスラム教への理解も他の欧州の国より深い」フランスの話を、是非どこかで読んでいただきたい。 ご参考までに、私自身の記事は以下。もっといろいろな事情もあるのだろうが、一部の外国人=イスラム教徒の国民に対する、一種の挑発行為のように受け止められた、というデンマークの国内事情を中心にしてみた。ただし、風刺画を載せたユランズ・ポステン紙自身は挑発行為ではなかった、としている。これは嘘を言っているのではないと思う。担当した文化部長が、何度も、表現の自由のため、とメ

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  • 英地方選とブレア | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    大きな流れが始まったのか? イングランドの地方選が終わり、政権党の労働党があまりにも負けたので(300議席ほどを失い、得票率でも、保守党40%、自由民主党27%という野党の数字に比べて、26%)、何故だろう?と思い続けて、今朝の新聞各紙をめくっていたら、いくつかおもしろい指摘に出くわした。 まず、外相(だった、というべきか)のストロー氏が、下院院内総務という職についた。これは、「降格」のようだ。2003年のイラク戦争の前後からずっと外相で、そつなく仕事をこなしてきたようにはた目からは見えたのだが。タイムズ紙などによると、もともとストロー氏は下院院内総務の職をやってみたい、と希望していたそうだが、「こんなに早くこの職につくとは思っていなかっただろう」と見られている。 ストロー氏が何故降格となったのか?理由は一様ではない。まず、次期首相の最有力候補であるブラウン蔵相にやや近づきすぎていた、とい

    英地方選とブレア | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    英BBCは9月15日から、連続ドラマ「ナイトスリーパー(夜行列車)」を放送した。電車の中で発生するハッキング・ハイジャック事件をリアルタイムで描いた。 「リアルタイム」というのは、事件発生時から解決までの6時間を1時間ごとのドラマにして放送した、ということである。登場人物が体験する1時間を視聴者も一緒に体験していく。 舞台になるのは、スコットランドの第2の都市グラスゴー発、ロンドン行きの夜行列車。出発直前に電車の外でひったくり事件が発生し、これを解決したのが乗客の一人でロンドン警視庁で働く、訳あり警官のジョー。 しかし、このひったくり事件は実はその夜に発生する出来事のほんの序奏だった。 まず、何者かが電車に通信機器を仕込み、行き先を変えてしまう。 ちょうど、ロンドン・ギャトウィック空港から女友達海外旅行に出かけようtしていたアビーに連絡が入る。アビーは政府通信部(GCHQ)の傘下にある

    小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • ライブドア 英報道 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    堀江氏:それでも起爆剤? ライブドアのことを、通常の新聞のサイト以上に、ブログで書いていらっしゃる方がたくさんいて、その1つ1つが非常におもしろい。「ライブドアの実質支配とは」 http://inthepaper.exblog.jp/d2006-01-「ライブドアと嫉妬心」20http://chou.seesaa.net/article/11899769.html 英新聞でも経済面でかなり大きく報道されてきた。この中で、大きな流れの1つ、というか、ある特徴があることに気づいた。日の新聞はウエブで読むだけなので、もう既に日でも指摘されている点かもしれないが。 まず、ライブドアに対する熱狂的関心はもちろん英国では基的にはなく、「ライブドア=悪人=有罪」的なトーンが少ない。1つの企業であるライブドアが、「例え良くない・間違ったことをしていたとしても」(このとき、「例え・イフ」というところに

    ライブドア 英報道 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
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