先々週(1月8日)の事なのですが、スペインでアニメや音楽などの違法ダウンロードを提供しているウェブを取り締まる為の法規を、政府が本格的に準備し始める旨が発表されました。この法規は「持続可能な経済に関する法律(Ley de Economia Sostenible)」というサパテロ内閣が今必死になって推し進め、夏以降に施行を目指している新しい法律のアネックスに付加される事となっています。 勿論、スペインのウェブの住民達は大騒ぎ。連日反対運動や活発なディスカッションなどを至る所で展開しているのですが、この法規で一体何が制限されるのか?というと、裁判所から通告を受けたサイトを政府がブロック、もしくは閉鎖する事が出来ちゃうんですね。日本でも今月1日からダウンロード違法法案が施行され話題となっていますが、「著作権無法地帯のスペインにも規制の波がとうとう来たか!」という感じを受けています。 今回発表され
マイコミジャーナルのコラムで書いたように、2010年の欧州インターネットは、ファイル共有対策が前進しそうだ(コラムの文頭に「Hadopoiスタート」とありますが、追記にあるように、Hadopiはまだ施行されていません)。 コラムでは英国の3ストライク法案の動きを紹介したが、1月8日付けのBarcelona Reporterの記事によると、スペイン内閣で海賊コンテンツ取り締まり法案が通過したとのことだ。この法案は、著作権所有者が許可なしに自分のコンテンツを掲載しているWebサイトを報告すると、裁判所が4日以内にサイトの閉鎖、または詳細調査の継続かを決定できる、というものらしい。報告先は、文化省内に設置される専門委員会で、著作権所有者の申し出をうけた委員会が司法に苦情を提出するというもののよう。 注目すべきは「4日以内」という点だ。これまでも、著作権侵害でコンテンツの取り下げやWebサイトの遮
マジコンは違法? 合法? ついこの間も、任天堂らソフトメーカー55社がマジコン販売業者らに対し輸入・販売行為の差し止めおよび損害賠償を求める訴訟を起こすなど、日本では着々と包囲網が築き上げられつつある「マジコン」問題。ところが海外ニュースサイト「Techdirt」によると、任天堂がスペインで行っていたマジコン訴訟において、マジコン類の製造・販売を「合法」とする判決が下されたそうです。 これまで数多くの案件で勝利を収めてきたことから、ゲームファンの間では「最強」との呼び声も高い任天堂法務部が一体なぜ……? 記事によると、今回焦点となったのはマジコンが持つ「コピープロテクト回避」機能の部分。つまりマジコンを使用すると、コピーしたソフトでも問題なく動いてしまうため、これは著作権法の中にある「プロテクト迂回防止」節に抵触しているだろう――というのが任天堂側の言い分でした。 しかし結局、裁判所は任天
全然追いついていない感じなのだが良い解決法が見つからない。まあせっせと更新しましょうね。ひとまず。 ■Sigerson Morrison Takes Lifestyle Approach (WWD) 昨年株式の大半を靴製造のMarc Fisher LLCに売却したSigerson Morrison。グローバルなリテールネットワークを有するフルラインナップのフットウェア及びアクセサリーのブランドとしての地位を確立しつつある中で、初めての大規模なキャンペーンを実施するというお話。2006年の3000万ドルという売上を倍に増やすという目標のようでございます。 ■Adidas, Diesel Team for Denim (WWD) AdidasとDieselが"Adidas Originals Denim by Diesel"というコラボレーションラインを4年契約でローンチすることにったというお
スペインにおいて、BitTorrentサイトを運営していた管理人が逮捕されたよ、というお話。その容疑は著作権侵害の助長だという。米国、カナダ、スウェーデンなどでは、未だBitTorrentサイト、トラッカーを運営する管理人の責任の所在は明確にはなっていないが、徐々ではあるが、各国でその刑事的な責任を問う流れが生まれつつあるようだ。 原典:TorrentFreak 原題:BitTorrent Sites Shut Down, Admins Arrested 著者:Ernesto 日付:July 27, 2007 URL:http://torrentfreak.com/bittorrent-sites-shut-down-admins-arrested/ 海賊行為を封じ込めようとする試みが再開され、スペイン警察は2つのBitTorrentサイトを閉鎖させた。Todotorrente.comとt
ピレネーの羊飼い曰く、"本家記事経由TMCnetの記事によると、P2Pによる不正なファイル共有を非合法化する知的所有権保護法 (intellectual property law) の改正案がスペイン国会に承認された。P2P技術全般の非合法化というわけではないようだが、スペインでは過去にP2Pの合法的用途を教えて大学から解雇されるなどのことも起きていた。 なお、この法改正にはCR-RやDVD-Rなどのブランクメディア、携帯電話などへの知的所有権保護のための課金も加えられている(本家記事)。 一方、同じEU加盟国でもフランスでは 私的複製での P2Pダウンロードを合法化(注:著作権所有者にはISPが転送量に応じた著作権使用料を支払う)しており、ドイツではワーナーがP2Pによる映画の販売を計画している。 "
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