【読売新聞】 国土交通省近畿地方整備局が、管内の2府6県で設置した河川の監視カメラ約800台のうち261台について、不正アクセスの被害を受けた可能性が高いとして、1月中旬から運用を休止していることがわかった。再開時期は未定という。
先週末から降り続いた大雪で新潟県内の交通は大きく乱れています。 高速道路が通行止めになり、一般道では多くの車が立ち往生というニュースが全国的に流れていますが、鉄道も各所で寸断されています。 新潟県は東西に長い県で、端から端までの距離は東京から愛知県へ行くぐらいありますので、筆者が住む上越地方(西側富山県寄り)は20センチ程度の積雪量で交通機関も社会生活もほとんど影響を受けることなく、幸いにしてえちごトキめき鉄道も新潟、長岡方面からの乗り入れ列車を除いて平常運転を行っていますが、東へ行くにしたがって急激に積雪量が増えていて、わずか10km程度の距離で状況が全く異なります。 写真は2021年1月の豪雪時の直江津駅ですが、いろいろな情報を見ると、長岡方面の一部地域ではこの時のような里雪タイプで、平野部でも多くの積雪に見舞われているようです。 大雪が降ると鉄道はどうなるか さて、大雪が降った場合、
恐竜たちを滅ぼしたのは1つの巨大隕石だと考えられており、当時の状況を理解するため多くの調査や研究が行われてきました。 そして最近、アメリカ・ミシガン大学(University of Michigan)地球環境科学科に所属するモリー・レンジ氏ら研究チームが、地球規模のシミュレーションにより、隕石突後10分間の津波の高さや広がり方を表現しました。 シミュレーションによると高さ4.5kmもの波がつくられた可能性もあるというのです。 そしてこの結果は、集められた世界中の100以上の地質データとも合致しています。 研究の詳細は、2022年10月4日付の科学誌『AGU Advances』に掲載されました。 Dinosaur-killing asteroid triggered global tsunami that scoured seafloor thousands of miles from im
台風15号の影響で大規模な断水が続く静岡市清水区に関して、著名人らがツイッターで、被害を伝える報道の量が少ないのではないかとの違和感を訴えている。 「『なんだかおかしい。情報規制入ってるんですか?』と聞かれた」 静岡県中西部地域では、台風15号による記録的な大雨の影響を受け、大規模な停電や土砂崩れ、断水の被害が発生した。 静岡市の2022年9月27日13時の発表では、清水区の約6万3000戸が断水しており、給水車などによる応急給水で対応しているという。断水は、10月2日までに解消予定だとしている。 一部エリアで水道水が出始めているものの、トイレなどの最低限の使用に留めてほしいとしている。 こうした被害状況は各メディアで報じられているものの、ツイッターでは、報道量が少ないのではないか、と疑問を呈する向きもある。 静岡県島田市議の提坂大介氏は26日朝、「おかしい 清水区の被害状況が報道されない
梅雨末期の豪雨や台風など大雨のシーズンを前に、気象庁は災害への警戒を強く促す新たな情報をスタートさせた。鬼怒川が氾濫した2015年の関東・東北豪雨などをもたらした「線状降水帯」の発生を知らせる。29日に初めて沖縄本島を対象に発表された。比較的新しい言葉のインパクトで危機感を伝える狙いだが、天気キャスターらから「使いにくい情報」との声も。導入には予算難にあえぐ気象庁の事情も垣間見える。(宇佐見昭彦)
歴史的な干ばつに見舞われ、水不足や水力発電の停止によるエネルギー不足にあえぐ中国で、巨大ドローンを用いて雨雲の元となる粒子を散布し、人工的に雨を降らせる試みが実施されました。そのかいあってか一部地域に大雨が降りましたが、乾燥の影響で土壌の保水力が落ちていたため、今度は洪水のリスクが高まったと報じられています。 中国气象局在四川组织实施大型无人机人工增雨作业 https://content-static.cctvnews.cctv.com/snow-book/index.html?item_id=2831432883798473594 China Deploys Rain-Seeding Drones to End Drought in Sichuan - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-08-26/china-d
あちこちで「線路が宙に浮く」状態です。 被害の大きい東北北部 五能線で使われていたキハ40系ディーゼルカー(画像:JR東日本)。 JR東日本は2022年8月25日(木)、相次ぐ大雨で被災した東北地方の鉄道路線の現状について発表。奥羽本線は秋田県内の鷹ノ巣~大館間18.0kmについて「運転再開までは数か月かかる見通し」、五能線は青森県内の岩館~鰺ケ沢間74.7kmで「復旧の見込みは立っていません」としています。同じく花輪線でも大館~鹿角花輪間37.2kmが、また津軽線の蟹田~三厩間「復旧の見込みは立っていません」としています。 奥羽本線では現在、糠沢~早口間で盛土ごと道床が流出。線路がハンモックのように浮いた形になっており、復旧には盛土の再構築が必要な状況です。被災箇所は約20か所です。 五能線は陸奥赤石~鰺ケ沢間で中村川にかかる鉄橋に変状が発生。橋の変状は松神~十二湖間でも発生し、風合瀬~
16日夜、福島駅と白石蔵王駅の間で脱線した東北新幹線下りの「やまびこ223号」について、JR東日本は、17両編成のうち、13号車の1両を除く合わせて16両が脱線したことを明らかにしました。 また、乗客は75人、乗務員は3人で、いずれもけがはなく、列車を降りて線路沿いを歩き、現場から1キロほど離れたところにある非常口を通じて高架を降り、待機しているバスで移動を始めたということです。 運転再開の見通し立たず JR東日本によりますと、東北新幹線は、設備の点検を徒歩で行うため相当な時間がかかるとして、那須塩原駅から盛岡駅の間については運転再開の見通しは立っていないということです。 ▼東京駅から那須塩原駅、 ▼盛岡駅から新函館北斗駅の間については、 大幅に本数を減らしたうえで運転するということです。 脱線した「やまびこ223号」については、今後、国の運輸安全委員会が状況や原因を調査するほか、その後、
スウェーデン王立科学アカデミーは5日、2021年のノーベル物理学賞を、地球温暖化をコンピューターで予測する気候モデルを開発した米プリンストン大上席研究員の真鍋淑郎(しゅくろう)氏(90)=米国籍=ら3氏に授与すると発表した。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の温暖化予測に使われ、環境問題に対する意識の高まりや持続的社会への転換などに貢献した点が評価された。 授賞理由は「複雑な物理システム理解への画期的な貢献」。他の受賞者は、独マックスプランク気象研究所のクラウス・ハッセルマン教授(89)と伊ローマ・サピエンツァ大のジョルジョ・パリージ教授(73)。 真鍋氏らは「地球の気候を物理的にモデル化し、変動を定量化して地球温暖化を確実に予測した」と評価された。 日本のノーベル賞受賞は2年ぶりで、外国籍を含め計28人となった。 真鍋氏は1969年、大気循環と海洋循環のデータを組み合わせてコ
秋の長雨の季節になりました。夏の猛暑を引き起こした太平洋高気圧の勢力が弱まる一方、大陸にある冷たい高気圧の勢力が強まって、2つの勢力の境目にできた秋雨前線が日本列島に停滞します。これが秋雨の原因になります。前線が弱まる10月半ばの“秋晴れ“の頃までは、台風の上陸の時期とも重なり”ぐずついた天気“になりがちです。 そんな天候と株式市場の間には深い関係があることは、以前から、この連載でも取り上げてきました。「梅雨入りが早いと株式市場は上がる?下がる?統計から見えた意外な結果”」では、梅雨入りが早い年の6月相場は株価が安くなる傾向にあることを紹介しました。梅雨入りが早ければそれだけ、6月は雨模様の天気の日が増えます。 “雨の日には株価が下がりやすい”という統計結果が出ているのです。 このような天気と株価の関係は行動経済学という学問で裏付けられています。行動経済学を平たく言うと、人間の行動はその時
日本の防災意識は高いがそれでも万全ではない(東日本大震災から10年を迎えた福島県磐城市の海岸) Kim Kyung Hoon-REUTERS <インド洋津波災害でも、インドネシアのシムル島では津波を語り継いだために起きた奇跡があった> はじめに、東日本大震災で亡くなられた方々とご遺族の皆さまに哀悼の意を表するとともに、未だ避難生活を送られている方々、全ての被災者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 東日本大震災が発生した日、牙を剥き出し陸地をえぐりながら迫る津波の凄まじさ、人々の大切なものを破壊し、根こそぎさらってゆく無情さ、そして親族、友人の無事を祈る人びと。それらの映像が未だに鮮明に脳裏に焼きついている。被災地からの映像を見ているだけでもショックは大きく、仕事もまともに手につかなかった。状況が少し落ち着いてからは被災地に出向き、ヘドロ掻きや献血推進活動、仮設住宅や学校などで落語なども
福島県沖を震源に最大震度6強を観測した13日夜の地震について、政府の地震調査委員会は14日、臨時会を開き、陸側の岩板(プレート)の下に沈み込んだ海側の「太平洋プレート」内部で起きたと発表した。震源が約55キロ・メートルと比較的深く、海底が大きく変形しなかったため、被害を伴う大きな津波は発生しなかった。 震源は、東日本大震災の震源の南西約110キロ・メートルで、震災の余震域にあたる。同委員会によると、津波は宮城県・石巻港で20センチ、仙台港や福島県相馬市などで10センチを観測。今回の地震後、余震が54回発生し、うち3回は震度3以上だった(15日午前10時現在)。 気象庁は、地震発生から約1週間、最大震度6強程度の地震に注意するよう呼びかけている。同委員会の平田直(なおし)委員長(東京大名誉教授)は、「もう少し震源が浅く規模が大きければ、高い津波が発生した可能性がある。今回はぎりぎりだった。津
海の下の浅いところで大きな地震が発生すると、海底が変形します。このとき海水も一緒に変形し、津波が起こります。 ただし、海の下で地震が起きても、震源が約80kmよりも深ければ、海底は変形せず津波は起こりません。 また、陸の下で地震が起きたときも、津波は起こりません。ただし、震源域が海の下まで広がっていると、津波が発生する可能性があります。 また、地震の規模が小さければ津波は発生しません。経験的には、マグニチュード6.5以上の地震で津波が発生し、 マグニチュード7.5以上の地震が起きると、大被害をもたらす大津波が生じることが知られています。 なお、日本付近で地震が起きたとき、津波が予想されると、地震発生後約3分(一部の地震については最速2分以内)を目標に津波注意報もしくは津波警報を発表します。 また、津波による被害が予想されない場合には、津波予報で「高いところでも0.2m未満の海面変動のため被
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