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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/zoot32 (39)

  • 『白鯨』のおもいで - 空中キャンプ

    わたしが、ハーマン・メルヴィルの『白鯨』という小説をはじめて読んだのは、十九歳のときだった。この小説にでてくるエイハブ船長という登場人物は、『白鯨』を読んだことのない人でも名前を聞いたことがあるくらいに有名であって、それはたとえば、ホールデンとか、トラヴィスとか、そういったたぐいの「架空の有名人」のひとりであった。そして十九歳のわたしは、架空の有名人たちとたくさん知り合いになりたいとおもっていたのだった。 エイハブ船長がどういう人なのか、それを確認したい一心で、わたしは『白鯨』を読み進めた。『白鯨』はまず、古今東西のあらゆる書物から、鯨にかんする記述を徹底的に引用する、文献抄というくだりからはじまる。これが数十頁。「かの海の野獣、神の創造りたまひし、最も魁偉なるもの、大海の潮に遊び」といった引用がつづいていく。あのー、ここ飛ばしていいですか…。今では新訳もあるが、わたしが十九歳のときに入手

    anigoka
    anigoka 2008/09/20
    切株派の由来がわかった
  • 「落下の王国」を見たゼ! - 空中キャンプ

    anigoka
    anigoka 2008/09/13
    良作げなんだけど、パコと設定コンセプトがカブってて混乱する
  • ウィキペディア - 空中キャンプ

    ウィキペディアにはほんとうにいろいろなことが書いてあって、歴史や科学、地理といった万人に有益な情報もあれば、AV女優一覧のような、いったいこれを誰が作成しているのだとおもうようなものまである。 ウィキペディアは事典であるため、客観的で公平な記述が必要になる。もちろんAV女優であっても、そのルールは同様に適用されることになる。いくらファンであろうとも、「僕はねー、この子のおしりのラインがとってもこう、いやらしくて好きだなあー」などとは書けないのであり、事典である以上、主観を避け、できるだけ有益な情報を記載するべきだという前提に沿って作られているのだ。しかしたとえば、麻美ゆまさんという方の、この情報はどうだ。 「喘ぎ声の大きさには定評がある」 定評がある、というところに、事典としての公平性が感じられる。「喘ぎ声が大きくて、そこが僕はいいとおもう」ではだめなのだ。きっと、アダルトビデオのファンの

    anigoka
    anigoka 2008/09/05
    彼女の場合、出した分の電解質を補給しないといけないからなぁ
  • http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20080831

    anigoka
    anigoka 2008/08/31
    「ゾンビの日記。そこにはなにが書いてあるの」
  • 「リアルのゆくえ」/大塚英志 + 東浩紀 - 空中キャンプ

    anigoka
    anigoka 2008/08/30
    うーん、この概要聞く限り東派かなぁ 大塚の正論が通じる時代は終焉を迎えつつあると思う。 建前=大塚 実際=東 って感じかな
  • http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20080816

    anigoka
    anigoka 2008/08/17
    雪男はその気配りと優しさゆえに絶滅危惧UMAなんだと思う 他のUMAに較べて押しが弱い
  • http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20080615

    anigoka
    anigoka 2008/06/15
    「すごい事件が起こるとわかっていて、嵐の前の静けさという感じでどうでもいい場面があったりすると、その落差にどきどきしてしまう」だすよねー
  • 2008-06-08 - 空中キャンプ

    歌舞伎町にて。初日。三谷幸喜新作。おもしろかったです。基的なプロットは「サボテン・ブラザーズ」からの引用で、ひとつのせりふに複数の意味あい、ちがった文脈が生まれるというサボテン・ブラザーズ的シチュエーションをうまく利用している。「なりすまし」の設定が生きてくる中盤から後半はさすがのもりあがりで、劇場内のリアクションもいい。後半からクライマックスの急展開もかなり笑えました。 三谷の映画を見るたびにえらいなーと感心するのは、すべての登場人物にきちんとした役割を持たせ、それぞれのシーンに脈絡とつながりがあり、あらゆる伏線がもっとも適切な順番でしっかりと説明され、回収されるといった、物語にたいする執拗なまでの律儀さである。劇中、佐藤浩市が役者の世界を志すきっかけになったひとつの映画がモチーフとして登場するのだけれど、これがだめな作品だと、後半そのモチーフがどこにもひっかかってこない、といったこと

    anigoka
    anigoka 2008/06/08
    おらどーも監督が本当に観客を笑わせたい、もしくは泣かせたいと思うなら、西田敏行とかロビン・ウィリアムスを使っちゃぁいけないと思うのよねぇ
  • 「気になる部分」/岸本佐知子 - 空中キャンプ

    anigoka
    anigoka 2008/06/03
    ahaha、たしかに宮沢彰夫にテイストが近い
  • http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20080529

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    anigoka 2008/05/30
    マコはみんなの心の中に居ます
  • 「オタクはすでに死んでいる」/岡田斗司夫 - 空中キャンプ

    岡田斗司夫新刊。すでに話題となり、また批判的な反論などもでている同書ですが、ここはひとつ、オタク文化にほとんど関心がないわたし、オタクではないわたしが第三者的にテキストを読み、おもったことを書いてみたい。わたしは岡田のテキストが好きで、今までもたのしく読んできているのですが、だからといって、彼の提唱するオタク文化を勉強しようとはあまりおもわない*1。むしろ、岡田の視点や切り口がおもしろくて好きなのだとおもう。 みずからを「オタクだ」と認識する者にとっては、なかなか判断がむずかしいテキストかもしれない。読む前から、偏ったフィルターがかかってしまう可能性もある。また「死んでいる」というフレーズの強さもある。しかしテキストをじっくりと読めば、岡田はべつに「今のオタクはなっとらん」といったイージーな若者批判をしたいわけではないということがわかる(おそらくこのあたりが誤解のもとだ)。彼は、オタクと現

    anigoka
    anigoka 2008/05/10
    こーゆー文脈で読むと非コミュ文化は徐々に受け入れられつつあると見ることができるね
  • 2008-04-27 - 空中キャンプ|[映画]「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を見たゼ!

    anigoka
    anigoka 2008/04/27
    「赦すことはつまり自分自身が救われることでもある」
  • 2008-04-15 - 空中キャンプ : 週末日記

  • あいまい言語 - 空中キャンプ

    クロアチア人の友達マリオと、渋谷の駅でぐうぜんに会った。あっ、マリオじゃん。マリオに会うのはひと月ぶりくらいであった。マリオ元気ぃー。そこには、マリオの友達の女性、Lさん(台湾人)も一緒にいて、わたしたち三人は同じ電車にのりこんだ。Lさんと会うのはその日がはじめてだった。おそらく20代半ばといった感じの女性。マリオのシャツの胸元からは、いかにも硬そうな胸毛が勢いよく飛びだしている。あいかわらずすごい生命力だとおもった。ワイルドだねー、マリオは。 電車の中で、15分くらい話す。マリオが京都にいったこと。Lさんが就職活動中であること。帰りぎわに、マリオと携帯のメールアドレスを交換した。いつも共通の友達を介して会っていたので、おたがいの連絡先を知らなかったのである。ついでに、Lさんとも交換した。いちおう、というか、マリオとだけ交換しておいてLさんとしないというのが、雰囲気的にわるいかな、とおもっ

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    anigoka 2008/04/12
    e----|andakana-
  • 2008-04-07 - 空中キャンプ

    いぜんわたしの会社に、27歳の青年が勤めていた。明るくて愛想がよく、友達は多かったようである。彼は中途で入社したのだが、1年ていどで辞めていった。当初は期待されていた彼がなぜそのように短期間で退社したのかというと、これは「プロ野球選手が好きすぎてどうしようもなかったため」であった。 別に、どれほどプロ野球選手が好きだからといって、会社を辞めることはない。通常はそのように考えるものである。しかし現実そうはいかなかった。なぜから彼は、小学校3年生のころから、選手のサイン集めに凝りだしてしまい、それが止められなかったのだ。特に外国人選手のサイン収集への情熱はつよく、そのキャリアおよそ20年、彼が収集を開始した年いらい、来日したすべての選手のサインを持っているのがじまんだという。わたしは彼からはじめてその話をきいたとき、口では「ふーん」などと感心をよそおいつつ、内心なんだかいやな感じがしたのだった

    anigoka
    anigoka 2008/04/08
    生きていくことってのは何かを選び、何かを捨てること。こだわりを捨てればラクになる代わりにまた何かが失われる。
  • http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20080406

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    anigoka 2008/04/07
    pixivとはてなでダーガーってますが何か?|たぶん俺も死ぬまで描き続けると思ふ(自己承認欲求とかとっくに越えている
  • ささやかな旅 - 空中キャンプ

    サユミちゃんと知りあったのは、たぶん八年くらい前で、その当時はよく遊んでいたが、今ではもう連絡を取っていない。サユミちゃんは以前に、とあるものまねタレントとつきあっていた。僕もその人を何度かテレビで見たことがある。なんだか派手っぽい人だなとおもったことを覚えている。僕が知りあったときには、すでに彼女とそのものまねタレントとの関係は終わっていたのだが、飲んで気分がよくなったときなんかに、かつて恋人だったその相手について話してくれることがあった。 ものまねタレントには二種類ある。たくさんのものまねレパートリーを次から次へと披露していくタイプと、ある特定のひとりのものまねだけをひたすらやるタイプだ。サユミちゃんのつきあっていた相手は後者で、服装や髪型もすべて人と同じにして、人の名前をもじった芸名を使って活動していた。今ではどうしているのかわからない。僕はテレビをまったく見なくなってしまったし

    anigoka
    anigoka 2008/02/10
    なんかジーンとするなこの話。
  • ■[映画]「アメリカン・ギャングスター」を見たゼ! - 空中キャンプ

    anigoka
    anigoka 2008/02/03
    自由意志という幻想
  • http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20071110

    anigoka
    anigoka 2007/11/11
    うーん、見たいなぁ。