「バリバリとヒビが入ってズドンと落ちた」 虐待された娘に残った170の傷が語る家族の瓦解(フジテレビアナウンサー 島田彩夏) 「結愛が暴行されているのを見たのは・・・2回です」 船戸優里被告は弁護人に聞かれうなだれながらこう答えた。 【画像】うつむいたまま表情を変えずに検察の論告を聞いていた優里被告 え、どういうことだろう、と咄嗟に思った。 5歳11か月で命を落とした結愛ちゃんは、長期にわたり雄大被告から身体的にも暴行を受けていたとされている。であるならば一緒に暮らしていた母の優里被告が、たったの2度しか暴行を見ていないなどということはあり得ないだろう? 聞き違いだろうか。 優里被告によれば、優里被告が初めて雄大被告が結愛ちゃんに暴行しているのを見たのは2016年11月だと言う。それは二人が結婚して半年が過ぎたころだ。 優里被告は2012年3月、一度目の結婚で19歳のとき結愛ちゃんをもうけ