先日オフィスで、アメリカ人の同僚、ジョンと話していた時のことです。ふだん仕事中のコミュニケーションは英語でしていますが、ジョンの日本語は、日常的なやりとりには困らないレベルで、この時は日本語で話していました。 「週末は何するの?」と聞くと、「僕は知らないです」という答え。自分のことなのに「知らない」って……。主語なしの聞き方だと難しいのかなと思い、「ジョンの予定だよ?」と言い直すと、「だから、僕は知らないです。予定はありません」と繰り返されてしまいました。 なんだか感じ悪いなと思いながらも、別にふざけているような様子ではなかったので、少し考えてみました。英語だったら何と言うか……。そして、彼の「知らない」は英語のI don’t know.の意味で使ったのだと気がつきました。 英語なら、確かに聞かれたことに対する答えがはっきりしないときにI don’t know.と言うのはおかしくありません
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