愛知のブラジル人、10年ぶり減少 景気悪化で帰国か(1/2ページ)2009年1月16日19時0分印刷ソーシャルブックマーク 全国の都道府県のうち8万人と最もブラジル人が多く暮らしてきた愛知県で昨年、10年ぶりにブラジル人の人数が減少に転じたことがわかった。朝日新聞が県内の全61市町村に取材した。トヨタ自動車など製造業を中心にした景気の悪化で仕事を失った日系人らが帰国したためとみられる。特に三河方面で減少が目立つ。 昨年12月末時点のブラジル人の外国人登録者数を集計したところ、一昨年12月末で8万401人だった人数は7万8672人と1729人減った。転出・転入の市町村への届け出がずれる人もいて確定値ではないが、約2%減った計算になる。減少したのは、景気後退に見舞われた98年以来。 地域別では、豊橋市が約400人減で1万2400人余になったほか、岡崎市は300人近く減り、刈谷市は約200人、豊