ヤクルトは16日、球団幹部が神宮クラブハウスを訪れ、選手会長の石川雅規投手(31)、宮本慎也内野手(40)と開幕時期について話し合いを行った。 球団側は15日の実行委員会の内容について説明し、改めて選手側の事情を聴きに行った。新(あたらし)球団常務は「選手の了解なく、強引には持っていけない。(決定の時間的期限は)今週中でしょう」とコメントした。 08年までプロ野球選手会長を務めた宮本は「納得できる理由がなかった。(東日本大震災で)今野球で勇気づけられるというのは、思い上がり。こういう時こそ、12球団で一致団結するのが大事」と話した。そして開幕を遅らせて4月の週末にチャリティー試合を行う私案も披露した。(長崎右)