解説 日本統治下で日本語教育などを受けて育ち、現在は晩年を迎えた台湾の人々が、たくましくひたむきに生きてきた姿をとらえたドキュメンタリー。1895年(明治28年)から1945年(昭和20年)までの半世紀、日本の統治下にあった台湾で日本語教育を受けた「日本語世代」といわれる人々は、2013年現在、人生の晩年期を迎えていた。第2次世界大戦や二・二八事件など、歴史のうねりに巻き込まれ、人生を歩み直さなくてはならなかった6人に寄り添い、彼らの語る過去の体験や日本に対して抱く愛情や悔恨から、未来を見つめていく。監督は、日台の密接な歴史をひも解いたドキュメンタリー「台湾人生」(08)も手がけた酒井充子。 2013年製作/102分/日本 配給:太秦 劇場公開日:2013年7月6日 スタッフ・キャスト