ブックマーク / technique.hateblo.jp (3)

  • ■ - Freezing Point

    性の話をしようとした途端に、ウソ・ごまかし・鈍感さ・などが入り込む。 支離滅裂になる。 「性愛なしの人生を肯定する」など、できるわけないのではないか、当は。 自分だって「断わった」経験あるだろうし、気で求愛してダメだった経験はそんなに簡単に「でも大丈夫」なんて言えない。 《参加する/降りる》の分水嶺での攻防――労働・性愛・事・人生。 ▼「死にたい=降りたい」は、当にそう思っているか。 「死にたい」と言うことで、実は周囲を籠絡しようとしているだけだったり。 しかし、当に「もうこんなことは終えたい」でもある。 ナルシシズムという「意識の苦痛」自体を終わりにしたい、など。 何もしなくても、すでに他者との間で肉体と決断の相互関係を生きている。 迷惑をかけたりしている。 生き延びているのだから他者の生産物をしている。 「すでに参加してしまっている=身体を生きてしまっている」の逃げられなさ

    ■ - Freezing Point
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    anode 2006/08/24
  • Freezing Point - 「当事者ナルシシズム」

    斎藤環さんと私の往復書簡 「和樹と環のひきこもり社会論」、今号は私で、「必然性の門」です。 屋さんでは売っておらず、すべて立ち売りです。 販売場所はこちら。 虐待やいじめでは、外傷的要因が外界そのものにあるが、ひきこもりでは、「底の抜けた再帰性」が外傷のメカニズムに関わる。 流動性を過剰にせき止めようとする、強迫的で無際限の再帰的自己批判。 欲動興奮的でも侵襲破壊的でもない*1、「終了できない自己批判」*2の自傷的ドライブ。 「現実を現実でなくしたい」という苛烈な夢 現象経験を「合理化・必然化・人工化」し尽くそうとする 自分の確保した現実を流動化しないように死守する、その死守が強迫化している ――こうしたことが、現実逃避そのものを形作る。 外界や他者への憎悪と恐怖。 *1:この区分は『外傷性精神障害―心の傷の病理と治療』の岡野憲一郎氏による。 *2:「終了できない自己批判」は、けっきょく

    Freezing Point - 「当事者ナルシシズム」
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    anode 2006/08/17
  • Freezing Point 「時をかける少女」観てきました。

    一人で「109シネマズHAT神戸」へ。 18時からの上映で、観客は7〜8人。 病んだ人間が登場せず、あまりにさわやかで、正直 救いがなかった。 帰り道、ひどく落ち込んでしまう。 僕は、自分に思春期心性が残っているのではないかと気になっているのだが、映画に登場する「2006年の高校生群像」は、僕の自意識がいくら抵抗してもどうしようもなく「もうずっと下の世代」で、それが単なる反発の対象ではなく、「できれば自分もこうでありたかった」姿だけに、「もうお前にはこんな時代は来ないんだよ」 「どんなに長生きしても、もう無理なんだ」 「あとは老いの時間を楽しむしかない」――そういう事実を突きつける、冷酷なイニシエーションになった。 僕は『耳をすませば [DVD]』と似た、「あり得ない青春」を描いた残酷さ*1を感じたんだけど、ネット上の声を見ると、ものすごく評判がいい・・・ *1:【参照】 自分に生じている

    Freezing Point 「時をかける少女」観てきました。
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    anode 2006/08/08
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