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《 『Voice』2012年8月号より》 “河本問題”に寄せられた声 片山 近年、生活保護の急増が社会問題になっています。2008年には151万人だった受給者が2011年には210万人、総受給費も2008年の2.7兆円から、2012年度予算では3.5兆円に増えています。 そうしたなかで、タレントの河本準一さんの母親が、生活保護を長年にわたって受給していたという報道がありました。私は自民党「生活保護に関するPT」のメンバーであり、この問題を看過できないと思ったことから、厚生労働省の生活保護担当課長に調査を依頼し、その旨をブログで発表しました。そうしたところ、数百件にも及ぶすさまじい反響が来るようになったのです。 その内容の大半が、「年収ウン千万円の一人息子が親を養わないなら、誰でも生活保護がもらえることになる。おかしい」「本当に困窮していない人に生活保護を支払うのなら、税金を払いたくない」と
ゆっくりとしたハーフスクワットで大腿筋を追い込んでみてください。 辛くなってから更に3回、限界だと思ってからあと5回。 この2分ほどの時間は、どんなライフハックよりも自己啓発よりも 高レベルの内省と精神統一をあなたにもたらしてくれます。 スクワットが終わったら座ってみましょう。 さっきまでとは座っている感覚が違うと思います。 パンプアップした太腿が全身にここちよい充実感と血流を運んでくれています。 どれだけたくさんライフハックを齧っても手に入らなかった自己変革感が得られましたよね。 こういうことなんです。 ジム通いを試した人は多いと思いますが、何故か皆さんカーディオにいかれますよね。 ウエイトトレーニングなんです。本当に必要なのは。 ウエイトトレーニングは短い時間に集中して力を出し切ります。 1回1回が己との対話であり克己心の連続であり、発見の繰り返しなんです。 ベンチに寝てバーベルを挙げ
2012/7/179:0 不正と不平の間 鈴木大介×荻上チキ 荻上 鈴木さんは生きづらさを抱えている、触法少年少女や、売春をするシングルマザーなど、様々なアウトサイダーたちを取材してこられました。僕もわずかながらそうした取材をしていると、今の生活保護バッシングに、いろいろな違和感とか懸念を覚えるところがあります。 鈴木さんが本にも書かれているように、本当はもらえるはずの生活保護をもらわない。その代わりに、自分で稼ぎながらアングラの世界で生き延びているという人も一定層います。そうした人々が多くいるのは、セーフティネットの不備、社会の脆弱性の証左と考えられる。 そもそも国の掘り起こしが徹底的になされていない現状で、「不正受給」よりも「不受給」に目を向けてもいいはずです。まず、今回の騒動が、鈴木さんから、どう見えているのかから伺えますか。 受給者全体のバッシング、キャンペーンは絶対にやってはなら
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