2006年04月20日00:00 カテゴリ書評/画評/品評iTech すべてを一度懐疑していく - 書評 - グーグル 既存のビジネスを破壊する [2006.04.12掲載; 2006.04.16追補; 2006.04.20発売開始] むしろGoogle論の本命は、本書だろう。「ウェブ進化論」の読者は、本書も必ず目を通しておくべきだ。 グーグル Google 既存のビジネスを破壊する 佐々木俊尚 ちなみに上記リンク、発売予定日にぎりぎり間に合ったようだ。本entry初掲載時点[2006.04.12]ではまだ有効ではなかった。16日に有効となり、予約受付が始まったと思ったら、2006.04.19現在、予約前に品切れとなったと思いきや、現在24時間以内発送中となっている。表紙画像もやっとアップロードされたようだ。まだお持ちでない方は満を持して←をクリック! ちなみに文春新書のページではオンライ
ダニエル・C・デネット著、山形浩生訳。自然科学をベースに(神秘主義や宗教やヘンテコな哲学的概念を持ち出さずに)自由意志について説明する本。とても面白かったです。正直、読み終わった時点では、ちょっと頭がこんがらがっちゃってたんですが、簡明な訳者解説でかなりスッキリしました。 自由は進化する 作者: ダニエル・C・デネット,山形浩生出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2005/05/31メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 99回この商品を含むブログ (257件) を見る 哲学上の難問を唯物論・進化論的に説明し、人間を魂の呪縛から解放するとんでもない本。 訳者である山形氏自身による紹介文は > ダニエル・デネットの、自由だって進化の産物なのだ、というなかなかに野心的な本。そのためにまず決定論というものをチマチマ見ていって、という話から、なんだか未来は決定されているかもしれないがそれ
2006年03月18日16:00 カテゴリ書評/画評/品評Logos 日本の漢字の今の感じ 漢字ハッカー発見! 日本の漢字 笹原 宏之 そうとしか予備用がない、もとい呼びようがない。 本書は、タイトルの「日本の漢字」を超え、日本、そして東アジアのいわゆる「漢字文化圏」における文字表現を網羅的に扱った本である。「日本の漢字」を扱うには、それだけ広い周辺をも扱わざるを得なかったのだ。 その網羅度の高さには、関心を超えてもはや出るのは溜息ばかり。「圓」が「円」になった経緯、画数最大の漢字。山のような異字体に個人字体。そして漢字の延長としてのエモティコンやタイポグラフィ。「一」から「龘䨺」まで(ちゃんと表示されてる?)、「KYON2」から「お茶どーぞ旦~(^_^;)」に至るまで、「ネ申」技と呼ぶにふさわしい。 ちなみにUnicodeにある文字で最大の画数を持つのは、Unihan Databaseに
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