もっとも繰り返しになるが、大切な受験期を前に不安や怒りを覚える受験生や父兄の気持ちはよく分かる。しかしその不安や怒りをぶつけるべきは学校ではない。ゆとり教育だなんだといって、大切な授業時間を強制的に減らし、生徒たちを翻弄してきた文部科学省(旧文部省)にその気持ちをぶつけるべきである。「ルール違反」をした学校側をスケープゴートにして頬っかむりしている文部科学省の役人たちに、みんなで林檎を投げつけよう。 http://blog.drecom.jp/akky0909/archive/817 どうも納得いかないので異論を述べておく。今回発覚したカリキュラム擬装について文部科学省が責められるとしたら、それは制度の構築に当たってコンプライアンスを含めて設計していなかったという点だけだ。学習指導要領には何が必修であるかがきちんと定められており、また指導要領は法的拘束力を持つとされている。文科省は学校側が